俺と彼女の恋
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ライキもここまできたらと思い腹を決めた。
「あのさパスカル……俺、パスカルの事が好きなんだ」
すると彼女の帰ってきた答えは意外なものだった。
「うん、あたしも好きだよ」
「…………何?」
「だから、あたしもライキが好きだよって」
再び言われ頭がそれについてこれた途端、顔が熱くなるのがわかる。
改めて聞いた自分が馬鹿に思えてきた。
そこでもう一人の事も聞いてみる事にした。
「じゃぁ……ヒューバートは…?」
「弟君も好きだよ」
ちょっと待て。
何かおかしくないか。
続けてパスカルは言う。
「アスベルも教官も、シェリアもソフィも…」
「待て、それ以上言わなくていい」
「そう?」
制止をかけ、一気に落ち込む。
ライキの言ってる「好き」とパスカルの「好き」とは違うもので…
「はぁ…」
「溜息ついてると幸せ逃げちゃうよ~。ほら笑って笑って!」
「……ま、いっか」
そう焦らなくてもいいか。
俺達には時間がいっぱいあるしな。
少しずつわかっていけばいい。
「でも、ヒューバートには負けないからな!」
「?よくわかんないけど頑張って~」
お互いの想いに気づくのは、まだもう少し先。
NEXT:あとがき
「あのさパスカル……俺、パスカルの事が好きなんだ」
すると彼女の帰ってきた答えは意外なものだった。
「うん、あたしも好きだよ」
「…………何?」
「だから、あたしもライキが好きだよって」
再び言われ頭がそれについてこれた途端、顔が熱くなるのがわかる。
改めて聞いた自分が馬鹿に思えてきた。
そこでもう一人の事も聞いてみる事にした。
「じゃぁ……ヒューバートは…?」
「弟君も好きだよ」
ちょっと待て。
何かおかしくないか。
続けてパスカルは言う。
「アスベルも教官も、シェリアもソフィも…」
「待て、それ以上言わなくていい」
「そう?」
制止をかけ、一気に落ち込む。
ライキの言ってる「好き」とパスカルの「好き」とは違うもので…
「はぁ…」
「溜息ついてると幸せ逃げちゃうよ~。ほら笑って笑って!」
「……ま、いっか」
そう焦らなくてもいいか。
俺達には時間がいっぱいあるしな。
少しずつわかっていけばいい。
「でも、ヒューバートには負けないからな!」
「?よくわかんないけど頑張って~」
お互いの想いに気づくのは、まだもう少し先。
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