心の君
夢小説設定
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「リオン!」
「煩いぞ、静かにできんのか!」
いつものようにノアはリオンの部屋の扉を勝手に開けて入って行く。
「いきなりだけど、今日私が任務に呼ばれるまでここにいていい?」
「自分の部屋にいればいいだろう。大体何故僕のところに来るんだ」
「え?う~ん……ま、いいじゃん」
ノアが一瞬暗そうな顔をしたのをリオンは見逃さなかった。
何かあったのかと問いかけてもノアは何もないと答えるだけ。
リオンはふぅっと溜息をつくと持っていた本に目を移す。
「……好きにしろ」
「…………へ?」
ノアはリオンの言った事に信じられなかったのか少し間が空いてしまった。
「ここにいたいのだろう。何なら出て行っ…」
「うわぁ、やった!ありがとリオン!!」
「…………ふんっ」
いつまでも続くと思っていた。
そう、いつまでも…
だがそれは脆く、儚く…砕け散った。
.
「煩いぞ、静かにできんのか!」
いつものようにノアはリオンの部屋の扉を勝手に開けて入って行く。
「いきなりだけど、今日私が任務に呼ばれるまでここにいていい?」
「自分の部屋にいればいいだろう。大体何故僕のところに来るんだ」
「え?う~ん……ま、いいじゃん」
ノアが一瞬暗そうな顔をしたのをリオンは見逃さなかった。
何かあったのかと問いかけてもノアは何もないと答えるだけ。
リオンはふぅっと溜息をつくと持っていた本に目を移す。
「……好きにしろ」
「…………へ?」
ノアはリオンの言った事に信じられなかったのか少し間が空いてしまった。
「ここにいたいのだろう。何なら出て行っ…」
「うわぁ、やった!ありがとリオン!!」
「…………ふんっ」
いつまでも続くと思っていた。
そう、いつまでも…
だがそれは脆く、儚く…砕け散った。
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