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「ライキ……あんたねぇ!人が散々捜したっていうのにこんな所にいたなんて!」
「さ、捜したぁ!?」
「そうよ!…アンジュ、ライキ借りるわよ」
「ええ、どうぞ」
「いや『どうぞ』って、俺は物か!?ちょっと待てってイリア!」
イリアに引っ張られるまま、ライキは着いて行くしかなかった。
人通りの少ない路地に入ると、イリアは引っ張っていた手を離してライキと向き合った。
「今日、誰かから何か貰った?」
「あ…まぁ、な…」
「…そ」
クルっとライキに背を向け、少し歩いて立ち止まった。
「じゃあコレは要らないわよねぇ?」
ニヤリと含みのある笑みでライキにわざと見えるように出した物。
つい先程貰った包みに似ているソレ。
しかし形もラッピングしている袋の色も違う。
「……何だ」
「『何だ』って…あんた気付いてないの!?」
「だから何に!?」
「今日があんたの誕生日だって事に!!」
本日二度目の間。
「………マジ?」
「覚えてたあたしが馬鹿みたい。貰ったくらいなら気付いてると思ったのに」
「わ、悪かったな!どうせ俺はアンジュから貰っても気付かない奴…」
「あら~?あたしは『アンジュ』って一言も言ってないんですけど~?」
.
「さ、捜したぁ!?」
「そうよ!…アンジュ、ライキ借りるわよ」
「ええ、どうぞ」
「いや『どうぞ』って、俺は物か!?ちょっと待てってイリア!」
イリアに引っ張られるまま、ライキは着いて行くしかなかった。
人通りの少ない路地に入ると、イリアは引っ張っていた手を離してライキと向き合った。
「今日、誰かから何か貰った?」
「あ…まぁ、な…」
「…そ」
クルっとライキに背を向け、少し歩いて立ち止まった。
「じゃあコレは要らないわよねぇ?」
ニヤリと含みのある笑みでライキにわざと見えるように出した物。
つい先程貰った包みに似ているソレ。
しかし形もラッピングしている袋の色も違う。
「……何だ」
「『何だ』って…あんた気付いてないの!?」
「だから何に!?」
「今日があんたの誕生日だって事に!!」
本日二度目の間。
「………マジ?」
「覚えてたあたしが馬鹿みたい。貰ったくらいなら気付いてると思ったのに」
「わ、悪かったな!どうせ俺はアンジュから貰っても気付かない奴…」
「あら~?あたしは『アンジュ』って一言も言ってないんですけど~?」
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