振り向いて
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で、結局お宝はノーマの口から出た真っ赤な嘘だと知ったライキ。
街に戻って来た三人。
ライキは二人にどういう事か説明してもらおうとしたが、クロエはいつの間にかいなくなっていた。
「…さて、お前説明してくれるよな?」
そう言われたノーマは、いつになく真剣な顔でライキに向き直った。
「だってライたん…あたしの名前呼んでくれないんだもん…」
「……」
「だから人喰い遺跡にトラップ仕掛けたのも、ライたんに…少しはあたしに振り向いて欲しくて…」
「……」
「そしたら、名前も呼んでくれると思って……」
「そんな事か」
「そんな事…!?あたしにしたらそんな事なんかじゃないよ!!だってあたしはライたんの事がっ……ぁ」
しまったと思って口を塞いでみても遅かった。
よりによって一番知られたくない人に言いかけた言葉。
「………ノーマ」
「っ!?」
「ごめんな」
「な、何よ…突然」
一歩、後ろに下がる。
下がったノーマに対し、ライキは前に出る。
.
街に戻って来た三人。
ライキは二人にどういう事か説明してもらおうとしたが、クロエはいつの間にかいなくなっていた。
「…さて、お前説明してくれるよな?」
そう言われたノーマは、いつになく真剣な顔でライキに向き直った。
「だってライたん…あたしの名前呼んでくれないんだもん…」
「……」
「だから人喰い遺跡にトラップ仕掛けたのも、ライたんに…少しはあたしに振り向いて欲しくて…」
「……」
「そしたら、名前も呼んでくれると思って……」
「そんな事か」
「そんな事…!?あたしにしたらそんな事なんかじゃないよ!!だってあたしはライたんの事がっ……ぁ」
しまったと思って口を塞いでみても遅かった。
よりによって一番知られたくない人に言いかけた言葉。
「………ノーマ」
「っ!?」
「ごめんな」
「な、何よ…突然」
一歩、後ろに下がる。
下がったノーマに対し、ライキは前に出る。
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