寒さよりも暖かい心
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メイルシオで特等対魔士を呼び出す為に、ベルベットが災禍の顕主である事を民衆に広めた。
緋の夜を迎える前日、束の間の休息をとる一行。
今は港として機能していない場所で、エレノアはモアナとダイルとビエンフーでかくれんぼをしていた。
「元気だな、お前ら」
モ「あ!ライキもかくれんぼやろー!」
「っと…」
ライキが様子を見にやって来て、モアナが飛び付いた。
難なく受け止めたライキは元々子供が好きなので問題ないのだが。
エ「モアナ、急に飛び付いたら危ないって何度も言ってるでしょう」
モ「え~…ライキなら受け止めてくれるって信じてるもん!」
「信用してくれてるのはありがたいけどな」
横からエレノアが視線を向け、「ライキがそうやって甘やかすからいけないんです」と言葉にはしていないが、明らかに表情に出ていた。
モ「ライキも一緒にかくれんぼやろう?」
ダ「モアナが言ってるんだ。遊んでやるのも、いいんじゃねぇか?」
「わかったよ。だが、そんなに長い事遊ばないぞ」
モ「わーい!」
エ「…ほんっと甘いんですから」
「子供の我儘に付き合ってやるのも、"大人"の仕事だろ?」
はしゃぐモアナをライキは見る。
ライキの言われた意味を理解したエレノアも、やがて「わかりました」と言った。
ダ「そう言えば、二人は幼馴染みなんだってな?」
「同じ村で育って一緒に遊んだりしたな。けど俺の親が旅に出るって言うから、自然と俺も付いて行ったが…」
エ「…………」
俯くエレノアに言葉を濁したライキ。
「それよりも」と話題を切り替えて、当初の予定通りにかくれんぼをする事にした。
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緋の夜を迎える前日、束の間の休息をとる一行。
今は港として機能していない場所で、エレノアはモアナとダイルとビエンフーでかくれんぼをしていた。
「元気だな、お前ら」
モ「あ!ライキもかくれんぼやろー!」
「っと…」
ライキが様子を見にやって来て、モアナが飛び付いた。
難なく受け止めたライキは元々子供が好きなので問題ないのだが。
エ「モアナ、急に飛び付いたら危ないって何度も言ってるでしょう」
モ「え~…ライキなら受け止めてくれるって信じてるもん!」
「信用してくれてるのはありがたいけどな」
横からエレノアが視線を向け、「ライキがそうやって甘やかすからいけないんです」と言葉にはしていないが、明らかに表情に出ていた。
モ「ライキも一緒にかくれんぼやろう?」
ダ「モアナが言ってるんだ。遊んでやるのも、いいんじゃねぇか?」
「わかったよ。だが、そんなに長い事遊ばないぞ」
モ「わーい!」
エ「…ほんっと甘いんですから」
「子供の我儘に付き合ってやるのも、"大人"の仕事だろ?」
はしゃぐモアナをライキは見る。
ライキの言われた意味を理解したエレノアも、やがて「わかりました」と言った。
ダ「そう言えば、二人は幼馴染みなんだってな?」
「同じ村で育って一緒に遊んだりしたな。けど俺の親が旅に出るって言うから、自然と俺も付いて行ったが…」
エ「…………」
俯くエレノアに言葉を濁したライキ。
「それよりも」と話題を切り替えて、当初の予定通りにかくれんぼをする事にした。
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