姉妹のとある一日
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順調に何事もなくセキレイの仕事をこなし、午前はあっという間に過ぎる。
この後の空いた時間をどうしようかと思っていた時だった。
「ノア、この後時間あるっしょ?久しぶりにお菓子でも作らない?」
「お菓子かあ…」
う~んとノアは考える。
別に作るのは構わない。
構わないのだが、いざ作るとすればデゼルが黙ってはいないからで。
「あれ、もしかして予定とかあったりする?」
「あ、ううん。ないよ」
じゃあいいよね、とロゼはノアの手を取った。
材料の買い出しに行くのだ。
「マドレーヌにしよっかなぁ…いや、無難にクッキーでいいか」
「……」
やる気満々のロゼ。
しかし本人は出来上がりが上々だとしても、焦がすなり材料が一つ抜けていたりとする。
しかもそれらは全て無自覚。
以前は殆どノアが仕上げたのは記憶に新しい。
案の定、作業に取り掛かった途端にデゼルは、あーだこーだと言い始めた。
「あ、お姉ちゃんそれは…」
「違う!それは後から入れるんだ!」
「あ、後からだよ!」
「あれ、そうだっけ?」
お菓子作りが出来るノアも順番を知っているので言おうとするも、デゼルが言葉を被せてきた。
「それで砂糖はこれくらいで…」
「もうちょっと入れてもいいんじゃない?」
「え?あ!それは入れ過ぎ…!」
「…これじゃ食えるもんも食えなくなるな」
.
この後の空いた時間をどうしようかと思っていた時だった。
「ノア、この後時間あるっしょ?久しぶりにお菓子でも作らない?」
「お菓子かあ…」
う~んとノアは考える。
別に作るのは構わない。
構わないのだが、いざ作るとすればデゼルが黙ってはいないからで。
「あれ、もしかして予定とかあったりする?」
「あ、ううん。ないよ」
じゃあいいよね、とロゼはノアの手を取った。
材料の買い出しに行くのだ。
「マドレーヌにしよっかなぁ…いや、無難にクッキーでいいか」
「……」
やる気満々のロゼ。
しかし本人は出来上がりが上々だとしても、焦がすなり材料が一つ抜けていたりとする。
しかもそれらは全て無自覚。
以前は殆どノアが仕上げたのは記憶に新しい。
案の定、作業に取り掛かった途端にデゼルは、あーだこーだと言い始めた。
「あ、お姉ちゃんそれは…」
「違う!それは後から入れるんだ!」
「あ、後からだよ!」
「あれ、そうだっけ?」
お菓子作りが出来るノアも順番を知っているので言おうとするも、デゼルが言葉を被せてきた。
「それで砂糖はこれくらいで…」
「もうちょっと入れてもいいんじゃない?」
「え?あ!それは入れ過ぎ…!」
「…これじゃ食えるもんも食えなくなるな」
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