伝われ!この想い
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何事か、とライキが気付いた頃には自身の体が床に叩きつけられていた後だった。
「…………」
「あ、ごめん」
「…何で投げんの?」
「いや、何か反射的に」
「まさかの反射的!?」
それはもう柔道選手も吃驚する見事な背負い投げだった。
身の危険を感じたのかロゼは迫りくるライキから逃れる為、無意識に投げていた。
相手が暗殺者だけに刺されなかっただけマシだと思ったほうがいいだろうか。
「それで、あたしが何?」
「守ってもいいですか?」
「は?」
「うん。俺はそんなとこのロゼに惚れたんだと思う」
「ほ、惚れ…!?」
いきなりのライキから惚れてる発言に狼狽えるロゼ。
ライキはロゼの内にある強い意志に惹かれていった。
「ただ強いだけの女の子が特別いいってわけじゃないぞ。ロゼだからだ」
「い、いやいや…それにあたしは…」
「守られるのだけが女じゃないってロゼは思ってるだろうけど、俺はそうは思わない。
守って守られて、そうして"お互いを支える"って事が大事だと俺は思ってる」
台詞としては決まっている。
だが今の状況、寝転がったままのライキには締まりがない。
「、…ははっ」
「ロゼ?」
「いや…何かもうっ!それじゃカッコつかないって、あっはは…!」
「…誰のせいだ」
「あたし知らなーい」
(で、返事は?)
(っ……言わなきゃ駄目?)
(…今のロゼすっごい可愛いんですけど)
(か、可愛い言うな!)
END
「…………」
「あ、ごめん」
「…何で投げんの?」
「いや、何か反射的に」
「まさかの反射的!?」
それはもう柔道選手も吃驚する見事な背負い投げだった。
身の危険を感じたのかロゼは迫りくるライキから逃れる為、無意識に投げていた。
相手が暗殺者だけに刺されなかっただけマシだと思ったほうがいいだろうか。
「それで、あたしが何?」
「守ってもいいですか?」
「は?」
「うん。俺はそんなとこのロゼに惚れたんだと思う」
「ほ、惚れ…!?」
いきなりのライキから惚れてる発言に狼狽えるロゼ。
ライキはロゼの内にある強い意志に惹かれていった。
「ただ強いだけの女の子が特別いいってわけじゃないぞ。ロゼだからだ」
「い、いやいや…それにあたしは…」
「守られるのだけが女じゃないってロゼは思ってるだろうけど、俺はそうは思わない。
守って守られて、そうして"お互いを支える"って事が大事だと俺は思ってる」
台詞としては決まっている。
だが今の状況、寝転がったままのライキには締まりがない。
「、…ははっ」
「ロゼ?」
「いや…何かもうっ!それじゃカッコつかないって、あっはは…!」
「…誰のせいだ」
「あたし知らなーい」
(で、返事は?)
(っ……言わなきゃ駄目?)
(…今のロゼすっごい可愛いんですけど)
(か、可愛い言うな!)
END
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