壁ドン-アリーシャVer.-
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今、ライキは固まっていた。
だってハイランドの姫、アリーシャの口からとんでもない言葉が出た気がしたからだ。
気がしたと言うより、そうであってほしかった。
「…悪い。もう一回聞いてもいいか?」
「ですから、壁ドンとは何なのでしょうか?」
アリーシャが丁寧な口調なのは、この中ではライキが年長者だから。
以前、普通に喋ってもらうようにライキも言ったが、どうも簡単にはいかなかったらしい。
それより…
「……何処でそんな言葉を覚えたんだ」
「この間レディレイクに寄った商人から、異国の本を貰いました」
そこに書かれていた【壁ドン】。
しかし文字だけの本では意味がわからなかったのだろう。
「で、何で俺に聞くんだ?他にもいるだろ」
「それが…エドナ様に聞いたのですが『それならライキに聞けば』と仰られたので」
エドナ…それは俺に実践しろと言っているようなものじゃないか。
むしろ、するのはライキじゃなくても出来る。
「スレイは?」
「スレイ自身、わかっていない感じでした」
後にミクリオと出掛けたそうな。
「…ロ、ロゼは?」
「聞こうとしましたが、それは男がするものだ、とザビーダ様が」
確かに男がするものだけど。
後で締めるぞザビーダ。
「わかった。やればいいんだろ」
「ありがとうございます!」
ライキは半分自棄になっていた。
こういう時はちゃっちゃとやるに限る。
どうすればいいのかわからないアリーシャに、まずは壁に背を向けて立つように指示する。
言われるがままに従うアリーシャは「次は何を?」と聞いてくる。
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だってハイランドの姫、アリーシャの口からとんでもない言葉が出た気がしたからだ。
気がしたと言うより、そうであってほしかった。
「…悪い。もう一回聞いてもいいか?」
「ですから、壁ドンとは何なのでしょうか?」
アリーシャが丁寧な口調なのは、この中ではライキが年長者だから。
以前、普通に喋ってもらうようにライキも言ったが、どうも簡単にはいかなかったらしい。
それより…
「……何処でそんな言葉を覚えたんだ」
「この間レディレイクに寄った商人から、異国の本を貰いました」
そこに書かれていた【壁ドン】。
しかし文字だけの本では意味がわからなかったのだろう。
「で、何で俺に聞くんだ?他にもいるだろ」
「それが…エドナ様に聞いたのですが『それならライキに聞けば』と仰られたので」
エドナ…それは俺に実践しろと言っているようなものじゃないか。
むしろ、するのはライキじゃなくても出来る。
「スレイは?」
「スレイ自身、わかっていない感じでした」
後にミクリオと出掛けたそうな。
「…ロ、ロゼは?」
「聞こうとしましたが、それは男がするものだ、とザビーダ様が」
確かに男がするものだけど。
後で締めるぞザビーダ。
「わかった。やればいいんだろ」
「ありがとうございます!」
ライキは半分自棄になっていた。
こういう時はちゃっちゃとやるに限る。
どうすればいいのかわからないアリーシャに、まずは壁に背を向けて立つように指示する。
言われるがままに従うアリーシャは「次は何を?」と聞いてくる。
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