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「ここはいつ来ても眺めがいいよなー」
レイフォルクの山頂付近の大きな岩山に一人座って下界を見下ろしているライキ。
しかし、その傍らには彼の数倍は大きいそれがいた。
「いつ以来だったか?俺らがこうしてこの山から見てたのって」
『グルルル…』
「いや、すまん。今もこうして見てるんだったな。
アイゼン」
”大きいそれ”とは、ライキと昔馴染みの一人であるアイゼンの事だった。
アイゼンがまだ天族だった頃、ライキが遊びに来て一緒に旅の事も話していた。
彼の妹であるエドナは、それを良くは思っていなかったみたいだが。
機嫌直しにとまでは言わないが、ライキも手ぶらで山に来るわけじゃない。
綺麗な花やお菓子などを持って行けば、エドナはいつもの毒を吐きながらも手に取ってくれた。
本当に嫌なら彼女は受け取ってはくれないだろうけど。
しかし何故ライキはドラゴンと化したアイゼンに襲われないのだろうか。
それは妹のエドナでさえもわからない。
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レイフォルクの山頂付近の大きな岩山に一人座って下界を見下ろしているライキ。
しかし、その傍らには彼の数倍は大きいそれがいた。
「いつ以来だったか?俺らがこうしてこの山から見てたのって」
『グルルル…』
「いや、すまん。今もこうして見てるんだったな。
アイゼン」
”大きいそれ”とは、ライキと昔馴染みの一人であるアイゼンの事だった。
アイゼンがまだ天族だった頃、ライキが遊びに来て一緒に旅の事も話していた。
彼の妹であるエドナは、それを良くは思っていなかったみたいだが。
機嫌直しにとまでは言わないが、ライキも手ぶらで山に来るわけじゃない。
綺麗な花やお菓子などを持って行けば、エドナはいつもの毒を吐きながらも手に取ってくれた。
本当に嫌なら彼女は受け取ってはくれないだろうけど。
しかし何故ライキはドラゴンと化したアイゼンに襲われないのだろうか。
それは妹のエドナでさえもわからない。
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