影翳す存在
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ク「だからって、ここまでする事ないだろ…」
そんな事情を知っているクリスが言うのは、下校途中で必ず響が乃愛を待っているからだ。
響「別に何だっていいでしょ」
ク「はぁ……なぁ、あんたは、それでいいのか?」
「ここまでしなくてもいいって言ったんだけど、『乃愛に何かあったら嫌だ』って聞かなくて」
ク「たかが下校で、そんな…」
響「じゃあ乃愛が怪我でもしたら、そっちが責任とってくれるの?」
ク「また大袈裟な。なら、あんたはとれるって言うのか?」
響「とる」
ク「…………」
きっぱりと発言した響に、クリスは色んな意味で開いた口が塞がらなかった。
乃愛は「ほらね」とお手上げ状態。
響「だけど…怪我させた相手は殴り倒す」
だからお前も気を付けろとばかりに、クリスに警告の意を示す響。
ク「へーへー、そうかい」
「響、口がすぎるよ。クリスさんは仲間なんだから、寧ろ守ってくれる。ね?」
ク「え?あ、お、おう…」
仲間と言われてむず痒いのか、曖昧な返事を返すクリス。
響「…精々頑張りなよ」
ク「へッ!お前こそ、言ったからには口曲げんじゃねぇぞ」
口では歪みあっていても、お互い認めている証拠でもある。
やがてクリスとも別れ、乃愛と響は自宅に到着する。
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そんな事情を知っているクリスが言うのは、下校途中で必ず響が乃愛を待っているからだ。
響「別に何だっていいでしょ」
ク「はぁ……なぁ、あんたは、それでいいのか?」
「ここまでしなくてもいいって言ったんだけど、『乃愛に何かあったら嫌だ』って聞かなくて」
ク「たかが下校で、そんな…」
響「じゃあ乃愛が怪我でもしたら、そっちが責任とってくれるの?」
ク「また大袈裟な。なら、あんたはとれるって言うのか?」
響「とる」
ク「…………」
きっぱりと発言した響に、クリスは色んな意味で開いた口が塞がらなかった。
乃愛は「ほらね」とお手上げ状態。
響「だけど…怪我させた相手は殴り倒す」
だからお前も気を付けろとばかりに、クリスに警告の意を示す響。
ク「へーへー、そうかい」
「響、口がすぎるよ。クリスさんは仲間なんだから、寧ろ守ってくれる。ね?」
ク「え?あ、お、おう…」
仲間と言われてむず痒いのか、曖昧な返事を返すクリス。
響「…精々頑張りなよ」
ク「へッ!お前こそ、言ったからには口曲げんじゃねぇぞ」
口では歪みあっていても、お互い認めている証拠でもある。
やがてクリスとも別れ、乃愛と響は自宅に到着する。
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