雪音さんちのお姉さん・2
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「…ねぇクリス、今日の晩ご飯…一緒に食べない?」
ク「…………ああ」
こうしてやって来たのはクリスの家。
ノアもまさか、クリスから「家に来い」と言われるとは思ってもいなかった。
そして作ったのは、ノアお手製のハヤシライス。
「味はどう?」
ク「…悪くない」
「美味しい?」
ク「……ん」
直接「美味しい」とは言わないクリスだが、スプーンの進む手は止まる事を知らない。
それを見たノアが微笑みながら自らも食べ始めると、今度はクリスがジッとノアを見つめる。
「どうしたの?」
ク「あのさ…」
「うん」
ク「…後で見てもらいたいものがあるんだ」
夕食を終えると、クリスはある部屋にノアを招いた。
その部屋には、大きな仏壇と位牌が二つ。
「クリス……貴女…」
ク「何もないのも、あれだと思ったし…こう……」
形だけでも残しておきたかったのだろう。
ノアでさえ知らなかった、クリスなりの両親を想う気持ち。
「…手、合わせてもいい?」
ク「ああ」
静かに座って手を合わせるノア。
「(……うん、決めた。やっぱり私…)」
ある事を決意したノアは、クリスと向き合った。
「ねぇクリス。もし…もしよ?よかったら私もここに……住んで…いい…?」
今までの"失敗"を全て受け入れて、向き合う事にした。
もう逃げるのは…やめた。
to be continued...
ク「…………ああ」
こうしてやって来たのはクリスの家。
ノアもまさか、クリスから「家に来い」と言われるとは思ってもいなかった。
そして作ったのは、ノアお手製のハヤシライス。
「味はどう?」
ク「…悪くない」
「美味しい?」
ク「……ん」
直接「美味しい」とは言わないクリスだが、スプーンの進む手は止まる事を知らない。
それを見たノアが微笑みながら自らも食べ始めると、今度はクリスがジッとノアを見つめる。
「どうしたの?」
ク「あのさ…」
「うん」
ク「…後で見てもらいたいものがあるんだ」
夕食を終えると、クリスはある部屋にノアを招いた。
その部屋には、大きな仏壇と位牌が二つ。
「クリス……貴女…」
ク「何もないのも、あれだと思ったし…こう……」
形だけでも残しておきたかったのだろう。
ノアでさえ知らなかった、クリスなりの両親を想う気持ち。
「…手、合わせてもいい?」
ク「ああ」
静かに座って手を合わせるノア。
「(……うん、決めた。やっぱり私…)」
ある事を決意したノアは、クリスと向き合った。
「ねぇクリス。もし…もしよ?よかったら私もここに……住んで…いい…?」
今までの"失敗"を全て受け入れて、向き合う事にした。
もう逃げるのは…やめた。
to be continued...
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