数年後の妹は変わってました
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「そうだな…俺が二課に入った時には、翼ちゃんと奏はいたな」
「…もう一人の先輩は呼び捨て?」
「ああ、奏とは年が近いのもあって、向こうがそう呼んで………って、どうした…?」
奏の話が出た辺りから、何やらクリスの雰囲気が変わった。
「…にぃにぃは……ああいう人が好き、なの?」
「……はい?」
いや、目からハイライトが消えている。
「嫌だ……にぃにぃがあたしから離れるなんて……にぃにぃはあたしの…あたしだけのにぃにぃなのに…」
夢主side in
どう考えてもヤバい方向にいっちゃってるよね妹よ…!?
あれか、幼い頃に親子もそうだけど兄妹離ればなれになったのが原因かッ!?
「それに先輩達の、にぃにぃを見る目…あれは女の目だった。あたしがにぃにぃの一番なのに…にぃにぃはあっちにいっちゃうの…?」
しかもヤンデレ属性になってるッ!?
と、とりあえず戻さないと…!
「だ、大丈夫だってクリス。俺はどこにも行かない。いつだってクリスの側にいる。約束だ」
「……ホント?」
「ああ、本当だ」
「…ホントにホント?嘘じゃない…?」
「嘘じゃない。なら、何をやったらわかってくれ………いや、なんでもない」
流れに任せて言いかけた言葉を飲み込んだものの、クリスにはバッチリと聞こえていたようで。
「何でも?何でもやってくれるの?」
「………………おう」
「じゃあ……今晩から一緒に寝て。起きた時、にぃにぃが側にいないとヤだ」
俺、生きてるかな…(色んな意味で)
夢主side out
翌日から二課に出勤した雷騎は、積み重なる睡眠不足によって倒れる。
それを聞き付けたクリスは、暫く兄から離れなかったとか。
(にぃにぃ…!ごめん…あたしが無理言ったから…!)
(いや、クリスは悪くないよ。今まで寂しかったんだもんな。一つや二つ我儘言ってくれて構わんさ)
(…いいの?)
(あ、やべ……また墓穴掘ったか…!?)
NEXT:あとがき
「…もう一人の先輩は呼び捨て?」
「ああ、奏とは年が近いのもあって、向こうがそう呼んで………って、どうした…?」
奏の話が出た辺りから、何やらクリスの雰囲気が変わった。
「…にぃにぃは……ああいう人が好き、なの?」
「……はい?」
いや、目からハイライトが消えている。
「嫌だ……にぃにぃがあたしから離れるなんて……にぃにぃはあたしの…あたしだけのにぃにぃなのに…」
夢主side in
どう考えてもヤバい方向にいっちゃってるよね妹よ…!?
あれか、幼い頃に親子もそうだけど兄妹離ればなれになったのが原因かッ!?
「それに先輩達の、にぃにぃを見る目…あれは女の目だった。あたしがにぃにぃの一番なのに…にぃにぃはあっちにいっちゃうの…?」
しかもヤンデレ属性になってるッ!?
と、とりあえず戻さないと…!
「だ、大丈夫だってクリス。俺はどこにも行かない。いつだってクリスの側にいる。約束だ」
「……ホント?」
「ああ、本当だ」
「…ホントにホント?嘘じゃない…?」
「嘘じゃない。なら、何をやったらわかってくれ………いや、なんでもない」
流れに任せて言いかけた言葉を飲み込んだものの、クリスにはバッチリと聞こえていたようで。
「何でも?何でもやってくれるの?」
「………………おう」
「じゃあ……今晩から一緒に寝て。起きた時、にぃにぃが側にいないとヤだ」
俺、生きてるかな…(色んな意味で)
夢主side out
翌日から二課に出勤した雷騎は、積み重なる睡眠不足によって倒れる。
それを聞き付けたクリスは、暫く兄から離れなかったとか。
(にぃにぃ…!ごめん…あたしが無理言ったから…!)
(いや、クリスは悪くないよ。今まで寂しかったんだもんな。一つや二つ我儘言ってくれて構わんさ)
(…いいの?)
(あ、やべ……また墓穴掘ったか…!?)
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