私は私を知らない
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「わ、私…は…!」
二人「乃愛!?」
いきなり震えだした私に驚き、『切ちゃん』と『調』はオドオドする。
ああ、こんな小さな子に心配させるなんて…
私って一体…
「…誰……なんだろう…」
今にも消えそうな言葉を拾った二人の動きは一瞬止まった。
調「…切ちゃん、マリア呼んで来るね」
切「あ、アタシも行くデス!」
調「ううん、切ちゃんは乃愛の側にいてあげて?今一人にしてしまうと…」
切「…わかったデス」
『調』が『マリア』と言う人を呼ぶ為に部屋を出て行った。
残された私と『切ちゃん』。
切「乃愛、本当にどうしちゃったんデスか?」
「…」
切「あの時…アタシと調を守ったから、こうなっちゃったんデスよね…」
守った?
何から?
「…ごめん、ね?」
切「…!」
俯く『切ちゃん』に何もしてあげられなくて、せめてと頭を撫でる事しか出来なかった。
きゅっと唇を噛み締めた『切ちゃん』だったけど、ようやくその口が開かれる。
切「…もっと強くなるデス。今度はアタシと調が、乃愛を守れるように頑張るデス。デスから……元の乃愛に戻って下さいデスよ」
NEXT:あとがき
二人「乃愛!?」
いきなり震えだした私に驚き、『切ちゃん』と『調』はオドオドする。
ああ、こんな小さな子に心配させるなんて…
私って一体…
「…誰……なんだろう…」
今にも消えそうな言葉を拾った二人の動きは一瞬止まった。
調「…切ちゃん、マリア呼んで来るね」
切「あ、アタシも行くデス!」
調「ううん、切ちゃんは乃愛の側にいてあげて?今一人にしてしまうと…」
切「…わかったデス」
『調』が『マリア』と言う人を呼ぶ為に部屋を出て行った。
残された私と『切ちゃん』。
切「乃愛、本当にどうしちゃったんデスか?」
「…」
切「あの時…アタシと調を守ったから、こうなっちゃったんデスよね…」
守った?
何から?
「…ごめん、ね?」
切「…!」
俯く『切ちゃん』に何もしてあげられなくて、せめてと頭を撫でる事しか出来なかった。
きゅっと唇を噛み締めた『切ちゃん』だったけど、ようやくその口が開かれる。
切「…もっと強くなるデス。今度はアタシと調が、乃愛を守れるように頑張るデス。デスから……元の乃愛に戻って下さいデスよ」
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