神に遣いし古の子
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シェム・ハが未来の身体に宿った事で意志が甦った。
それと同時に、とある場所でも、また一つ…
シ「ふふ…我が直々に出迎えに来てやったぞ」
棺と思われる箱には、封印の札らしきものがびっしりと貼られていた。
シェム・ハの声に鼓動するかのように、カタカタと震える。
それを見てシェム・ハはニヤリと不気味に口元を歪めた。
シ「そう急 くな。かの古 との戦いにて、我より先に逝ったのだ」
「今度はしくじるな」と言いながら腕を振るうと、札はバチンッと音を立てて全てを弾き飛ばした。
シ「さぁ、目覚めるがいい。我が化身……神の子よッ!!」
「(ユグドラシル進行の停止を確認…)」
このままでは…と歯をギリッと噛み締める。
「人間共めッ…!」
ネットワークの進行はネットワークで阻止。
実に人間らしいが、何も出来ない歯痒さがあった。
シ「珍しく焦っているな」
すぐ後ろには、シェム・ハがいた。
本来なら白く銀髪に近い髪色のシェム・ハだが、現在は依り代となった黒髪の少女に宿っている。
「機嫌でもいいわけ?」
シ「ほぅ…そう見えるか」
「冗談」
睨み付ける視線に少女は手を挙げる。
シ「ノア」
「何ですかー、シェム・ハ様」
ノアと呼ばれた少女は、シェム・ハにわざとらしく返事をした。
シ「わぞわざ目覚めさせてやったのだ。わかっているな?」
ゾクリと寒気の視線を受けながらも、ノアは答える。
「…わかってる。私の役目は"シェム・ハの身を守る事"。前のように、"また一人で眠らされる"のはごめんだよ」
.
それと同時に、とある場所でも、また一つ…
シ「ふふ…我が直々に出迎えに来てやったぞ」
棺と思われる箱には、封印の札らしきものがびっしりと貼られていた。
シェム・ハの声に鼓動するかのように、カタカタと震える。
それを見てシェム・ハはニヤリと不気味に口元を歪めた。
シ「そう
「今度はしくじるな」と言いながら腕を振るうと、札はバチンッと音を立てて全てを弾き飛ばした。
シ「さぁ、目覚めるがいい。我が化身……神の子よッ!!」
「(ユグドラシル進行の停止を確認…)」
このままでは…と歯をギリッと噛み締める。
「人間共めッ…!」
ネットワークの進行はネットワークで阻止。
実に人間らしいが、何も出来ない歯痒さがあった。
シ「珍しく焦っているな」
すぐ後ろには、シェム・ハがいた。
本来なら白く銀髪に近い髪色のシェム・ハだが、現在は依り代となった黒髪の少女に宿っている。
「機嫌でもいいわけ?」
シ「ほぅ…そう見えるか」
「冗談」
睨み付ける視線に少女は手を挙げる。
シ「ノア」
「何ですかー、シェム・ハ様」
ノアと呼ばれた少女は、シェム・ハにわざとらしく返事をした。
シ「わぞわざ目覚めさせてやったのだ。わかっているな?」
ゾクリと寒気の視線を受けながらも、ノアは答える。
「…わかってる。私の役目は"シェム・ハの身を守る事"。前のように、"また一人で眠らされる"のはごめんだよ」
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