二度目の人生
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夢主side in
「いってきます」
玄関で母から「いってらっしゃい」と見送られ、学校に登校する。
"今では"普通の生活をしてるけど、数年前まではこんな筈じゃなかった。
突然だけど、私は転生者である。
前世の記憶があるからわかるけど、これでもOLだった。
毎朝変わらぬ電車通勤だったのに、ホームで待っていると後ろから誰かに突き落とされた。
気が付けば白い天井が目に入り。
『あぅぅ……ぅ…?(知らない天井だ……ぇ…?)』
自分から発した言語に違和感。
手足も感覚が単純というか。
『おぎゃあぁぁぁぁッ!!(なんじゃこりゃあぁぁぁぁッ!!?)』
という事があって、どういうわけか赤子になっていた。
成人は当の数年前に終えた私にとって、オムツの交換とか授乳とかすっごく抵抗あったけど、これも生きる為だよね。
しかも母は前世と殆ど変わらない人だったし、私の名前もどういう因果か同じだった。
この世に生を受けて数年経ち、再び学校生活を送るとは思うまい。
「……で、響はまた人助けと」
響「あっはは…」
未「ごめんね乃愛、待ったでしょ?」
「大丈夫、いつもの事だし」
登校で待ち合わせていた同級生の響と未来。
そこに背の高い私が並ぶと、"浮いて"見えてしまうのが珠 に瑕 だったりする。
だって…
A「ほら、来たよ来たよ…!」
B「ホント…いつ見てもカッコいい…!」
C「風鳴先輩と並んだら凄い画になるだろうなぁ」
A「ツーショット!私あの二人のツーショットが見たいッ!」
そう、前世にはなかった背の高さとスタイル。
ついでに言えばボーイッシュ。
噂では隠れファンがいるとか。
…何、隠れって。
響「相変わらず凄いなぁ…」
未「ほら乃愛、挨拶しないと」
「…わざと言ってる?」
未「そんな事ないよ」
茶化したように未来が言う。
まぁ、見られてるからには挨拶しないわけにはいかないよね。
軽く手を挙げると黄色い声が辺りに響いた。
なぜだ。
響「私も乃愛と翼さんのツーショット見たいかもッ!絶対カッコいいよッ!」
「はいはい。いつかそうなるといいねー」
適当にあしらって、私は響と未来よりも一足先に校舎に入って行った。
夢主side out
.
「いってきます」
玄関で母から「いってらっしゃい」と見送られ、学校に登校する。
"今では"普通の生活をしてるけど、数年前まではこんな筈じゃなかった。
突然だけど、私は転生者である。
前世の記憶があるからわかるけど、これでもOLだった。
毎朝変わらぬ電車通勤だったのに、ホームで待っていると後ろから誰かに突き落とされた。
気が付けば白い天井が目に入り。
『あぅぅ……ぅ…?(知らない天井だ……ぇ…?)』
自分から発した言語に違和感。
手足も感覚が単純というか。
『おぎゃあぁぁぁぁッ!!(なんじゃこりゃあぁぁぁぁッ!!?)』
という事があって、どういうわけか赤子になっていた。
成人は当の数年前に終えた私にとって、オムツの交換とか授乳とかすっごく抵抗あったけど、これも生きる為だよね。
しかも母は前世と殆ど変わらない人だったし、私の名前もどういう因果か同じだった。
この世に生を受けて数年経ち、再び学校生活を送るとは思うまい。
「……で、響はまた人助けと」
響「あっはは…」
未「ごめんね乃愛、待ったでしょ?」
「大丈夫、いつもの事だし」
登校で待ち合わせていた同級生の響と未来。
そこに背の高い私が並ぶと、"浮いて"見えてしまうのが
だって…
A「ほら、来たよ来たよ…!」
B「ホント…いつ見てもカッコいい…!」
C「風鳴先輩と並んだら凄い画になるだろうなぁ」
A「ツーショット!私あの二人のツーショットが見たいッ!」
そう、前世にはなかった背の高さとスタイル。
ついでに言えばボーイッシュ。
噂では隠れファンがいるとか。
…何、隠れって。
響「相変わらず凄いなぁ…」
未「ほら乃愛、挨拶しないと」
「…わざと言ってる?」
未「そんな事ないよ」
茶化したように未来が言う。
まぁ、見られてるからには挨拶しないわけにはいかないよね。
軽く手を挙げると黄色い声が辺りに響いた。
なぜだ。
響「私も乃愛と翼さんのツーショット見たいかもッ!絶対カッコいいよッ!」
「はいはい。いつかそうなるといいねー」
適当にあしらって、私は響と未来よりも一足先に校舎に入って行った。
夢主side out
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