願いは一つ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ったくよぉ…ほら、ついでに食糧だ。食え」
ミ「よっしゃあッ!」
エ「いただくでアリマス…ッ!」
ヴ「……」
「…ほらよ」
ヴ「え…?」
リュックから食糧を取り出した雷騎はエルザとミラアルクに渡す。
遠慮なく食べ始めた二人を優しく見つめるヴァネッサ。
生身でない分、食べる事を必要としない彼女に、雷騎はある物を渡した。
「…あんただけ何もやらねぇわけにはいかねぇだろ」
そっぽ向きながら差し出してきたのは、一輪の花だった。
雷騎にもヴァネッサにも似つかわしくない綺麗な花。
だが自分にと手渡してくれた彼の行動にヴァネッサは胸をうたれ、その腕ごと雷騎を抱き締める。
ヴ「…ありがとう。貴方だけよ、こんなに優しくしてくれた男は」
「どうやったらその胸からミサイルが飛び出してくるんだよ…」
ヴ「知りたい?なら、雷騎にだけ特別に「知ってるからいい」あら残念」
ジャケットを脱ごうとするヴァネッサを止める雷騎。
柔らかい人肌の感触はあれど、どこをどうやれば胸からミサイル、指や関節から弾丸、脚にはブーストがあると思えるだろうか。
ミ「見ろよエルザ。雷騎の奴、抱き着かれて満更でもないあの顔」
エ「はわ…」
ニヤニヤするミラアルクに、エルザは頬を染めながらもしっかりと見ている。
ミ「くくっ…雷騎も男なんだゼ……って、ああッ!!」
「ミラは飯抜きだ」
真顔でミラアルクの食事を奪い取った雷騎。
ちなみに雷騎が名前で呼んだ時は結構マジだったりするので、ミラアルクは焦る。
ミ「何でウチだけなんだゼ!?エルザだって…!」
「言ったのはミラだけだろうが」
ミ「ぐぬッ…!」
ヴ「ふふ…仲がいいのね、貴方達」
ミ「ヴァネッサも見てないでウチの「エルザ、食え」マジで言ってやがるんだゼ!?」
「ガンス」と律儀に答えたエルザがミラアルクの分もきっちり食した。
この後本気で謝ってきたミラアルクに、雷騎は別に隠し持っていた食事を与えた事で事態は収まった。
NEXT:あとがき
ミ「よっしゃあッ!」
エ「いただくでアリマス…ッ!」
ヴ「……」
「…ほらよ」
ヴ「え…?」
リュックから食糧を取り出した雷騎はエルザとミラアルクに渡す。
遠慮なく食べ始めた二人を優しく見つめるヴァネッサ。
生身でない分、食べる事を必要としない彼女に、雷騎はある物を渡した。
「…あんただけ何もやらねぇわけにはいかねぇだろ」
そっぽ向きながら差し出してきたのは、一輪の花だった。
雷騎にもヴァネッサにも似つかわしくない綺麗な花。
だが自分にと手渡してくれた彼の行動にヴァネッサは胸をうたれ、その腕ごと雷騎を抱き締める。
ヴ「…ありがとう。貴方だけよ、こんなに優しくしてくれた男は」
「どうやったらその胸からミサイルが飛び出してくるんだよ…」
ヴ「知りたい?なら、雷騎にだけ特別に「知ってるからいい」あら残念」
ジャケットを脱ごうとするヴァネッサを止める雷騎。
柔らかい人肌の感触はあれど、どこをどうやれば胸からミサイル、指や関節から弾丸、脚にはブーストがあると思えるだろうか。
ミ「見ろよエルザ。雷騎の奴、抱き着かれて満更でもないあの顔」
エ「はわ…」
ニヤニヤするミラアルクに、エルザは頬を染めながらもしっかりと見ている。
ミ「くくっ…雷騎も男なんだゼ……って、ああッ!!」
「ミラは飯抜きだ」
真顔でミラアルクの食事を奪い取った雷騎。
ちなみに雷騎が名前で呼んだ時は結構マジだったりするので、ミラアルクは焦る。
ミ「何でウチだけなんだゼ!?エルザだって…!」
「言ったのはミラだけだろうが」
ミ「ぐぬッ…!」
ヴ「ふふ…仲がいいのね、貴方達」
ミ「ヴァネッサも見てないでウチの「エルザ、食え」マジで言ってやがるんだゼ!?」
「ガンス」と律儀に答えたエルザがミラアルクの分もきっちり食した。
この後本気で謝ってきたミラアルクに、雷騎は別に隠し持っていた食事を与えた事で事態は収まった。
NEXT:あとがき