願いは一つ
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ミ「なぁ、雷騎の奴どこまで行ったんだぁ?」
「いくら何でも遅過ぎるんだゼ」と、ぶぅ垂れるミラアルク。
エ「仕方ないでアリマス。雷騎は私達の為に、例のアレを"盗り"に行ってるんでアリマスから」
ミ「チッ…不便な身体になったもんだゼ」
舌打ちをするミラアルクを宥 めるエルザ。
彼女達は稀血であるRhソイル式を定期的に摂取しなければ生きていけない。
そうなってしまったのは、過去の残虐な人体実験や拷問によって"させられてしまった"事による。
今二人は持ち場を離れる事が出来ないのもあって、変わりに雷騎が文字通りに盗りに行っている。
ヴ「私はこの身体だから必要ないけれど、それでも彼がいなければ今の私達は成り立たなかった」
この女性ヴァネッサは、事故によって生身の身体を失ったものの、辛うじて残っていた意志から疑似肉体に宿り生き永らえた。
しかし人間とは言えない身体になった事で、彼女もまた実験をさせられた辛い過去を持つ。
と、そこに。
「よぉ、待たせたな」
ヴ「あら、お帰りなさい」
両手にボストンバッグと、背中には大きめのリュックを背負った雷騎が帰って来た。
エ「おお…!」
「今回は大量だ。倉庫にストックが山程あったからな。全部かっさらってきた」
ミ「さっすが雷騎!頼りになるんだゼぇッ!」
「だああッ!引っ付くな馬鹿野郎ッ!爪が首に刺さったらどうしてくれるッ!!」
雷騎の首に抱き着くミラアルクだが、その長い爪がどうしても凶器にしか見えない。
ミ「心配しなくても、そん時は雷騎の血もありがたくウチがもらってやるんだゼ」
「冗談キツいってぇの…」
偶然にも雷騎も稀血の一人である。
.
「いくら何でも遅過ぎるんだゼ」と、ぶぅ垂れるミラアルク。
エ「仕方ないでアリマス。雷騎は私達の為に、例のアレを"盗り"に行ってるんでアリマスから」
ミ「チッ…不便な身体になったもんだゼ」
舌打ちをするミラアルクを
彼女達は稀血であるRhソイル式を定期的に摂取しなければ生きていけない。
そうなってしまったのは、過去の残虐な人体実験や拷問によって"させられてしまった"事による。
今二人は持ち場を離れる事が出来ないのもあって、変わりに雷騎が文字通りに盗りに行っている。
ヴ「私はこの身体だから必要ないけれど、それでも彼がいなければ今の私達は成り立たなかった」
この女性ヴァネッサは、事故によって生身の身体を失ったものの、辛うじて残っていた意志から疑似肉体に宿り生き永らえた。
しかし人間とは言えない身体になった事で、彼女もまた実験をさせられた辛い過去を持つ。
と、そこに。
「よぉ、待たせたな」
ヴ「あら、お帰りなさい」
両手にボストンバッグと、背中には大きめのリュックを背負った雷騎が帰って来た。
エ「おお…!」
「今回は大量だ。倉庫にストックが山程あったからな。全部かっさらってきた」
ミ「さっすが雷騎!頼りになるんだゼぇッ!」
「だああッ!引っ付くな馬鹿野郎ッ!爪が首に刺さったらどうしてくれるッ!!」
雷騎の首に抱き着くミラアルクだが、その長い爪がどうしても凶器にしか見えない。
ミ「心配しなくても、そん時は雷騎の血もありがたくウチがもらってやるんだゼ」
「冗談キツいってぇの…」
偶然にも雷騎も稀血の一人である。
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