想い遠く、空の君に
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あれから雷騎は塞ぎ込んでしまった。
二課の雷騎の部屋に籠り、出てこないまま数日が経つ。
時折様子を見に弦十郎や緒川が訪れるも全て拒否。
そんなある日、部屋から出てきた雷騎を偶然にも通りかかった翼が目撃した。
翼「雷騎さん……」
「……翼」
通路の角にある休憩スペースに座る。
「…情けないよな…辛いのは俺だけじゃないってわかってるのに」
翼「それは…」
お互い心の支えだった片翼を失ったのだ。
しかし、そんな中でも翼は雷騎に伝えなければならない事があった。
翼「……これ」
「これは……俺が奏にあげた…」
翼が差し出してきたのは、かつて雷騎が奏にあげた羽根をモチーフにしたブレスレットだった。
奏『これを…雷騎に…』
翼『え……これって…雷騎さんから貰った…』
奏『あたしが生きてた証…雷騎に、持っていて…もらいたいんだ』
翼「奏は最期の最後まで…雷騎さんを想っていました」
.
二課の雷騎の部屋に籠り、出てこないまま数日が経つ。
時折様子を見に弦十郎や緒川が訪れるも全て拒否。
そんなある日、部屋から出てきた雷騎を偶然にも通りかかった翼が目撃した。
翼「雷騎さん……」
「……翼」
通路の角にある休憩スペースに座る。
「…情けないよな…辛いのは俺だけじゃないってわかってるのに」
翼「それは…」
お互い心の支えだった片翼を失ったのだ。
しかし、そんな中でも翼は雷騎に伝えなければならない事があった。
翼「……これ」
「これは……俺が奏にあげた…」
翼が差し出してきたのは、かつて雷騎が奏にあげた羽根をモチーフにしたブレスレットだった。
奏『これを…雷騎に…』
翼『え……これって…雷騎さんから貰った…』
奏『あたしが生きてた証…雷騎に、持っていて…もらいたいんだ』
翼「奏は最期の最後まで…雷騎さんを想っていました」
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