想い羽ばたき、空へと消ゆ
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ツヴァイウィングのサブマネージャーとして、緒川と共にライブ会場の準備をしていた。
「いよいよだな」
「奏?来たのか」
「何だよ来ちゃ悪いのか?」とブスくれるそれに、少し可愛いと思ってしまった雷騎。
「い、いや…悪くはないが。どうしたんだ?下見?」
「ま、そんなとこ」
「…なるほどな。さては緊張してるな?」
「うっせ。あたしだって緊張の一つや二つするさ」
「奏がそんなんだと、翼はどうなんだか」
歌が好きなのはいいが、大勢の人前で歌を披露する事に大きな緊張が出てしまう。
奏もそうだが、翼は部屋の角で縮こまっているとか。
「後で顔出してやれよ。相棒だろ」
「そりゃ勿論。なぁ雷騎、当日…やっぱり来れそうにないか?」
ライブ当日、雷騎は予定があって全て緒川に任せる事になっている。
それまでとは言ってもなんだが、少しでも役に立ちたいと準備に参加はしているが。
「…うん。折角のライブだってのに、ごめんな?」
「謝んなよ。用事があるなら仕方ないさ。その代わり…今度奢れよ?」
「勿論だ。なんなら、とっておきのディナーでも招待しようか?」
「言ったな」
「奏。ライブが終わったら言いたい事あるんだ。聞いてくれるか?」
しかし、それは永遠に来なかった。
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「いよいよだな」
「奏?来たのか」
「何だよ来ちゃ悪いのか?」とブスくれるそれに、少し可愛いと思ってしまった雷騎。
「い、いや…悪くはないが。どうしたんだ?下見?」
「ま、そんなとこ」
「…なるほどな。さては緊張してるな?」
「うっせ。あたしだって緊張の一つや二つするさ」
「奏がそんなんだと、翼はどうなんだか」
歌が好きなのはいいが、大勢の人前で歌を披露する事に大きな緊張が出てしまう。
奏もそうだが、翼は部屋の角で縮こまっているとか。
「後で顔出してやれよ。相棒だろ」
「そりゃ勿論。なぁ雷騎、当日…やっぱり来れそうにないか?」
ライブ当日、雷騎は予定があって全て緒川に任せる事になっている。
それまでとは言ってもなんだが、少しでも役に立ちたいと準備に参加はしているが。
「…うん。折角のライブだってのに、ごめんな?」
「謝んなよ。用事があるなら仕方ないさ。その代わり…今度奢れよ?」
「勿論だ。なんなら、とっておきのディナーでも招待しようか?」
「言ったな」
「奏。ライブが終わったら言いたい事あるんだ。聞いてくれるか?」
しかし、それは永遠に来なかった。
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