出逢いはお花畑で
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「…懐かしいな」
朝、目が覚めたライキの頬は緩んでいた。
何年も前に体験したそれに、昔を思い出す。
?『きみはだれ?』
辺り一面、綺麗な花畑で少年は目覚めると、二人の少女が覗き込んでいた。
しかし茶髪の子は、桃色の髪の子の後ろに隠れて顔だけ出している。
『…ボクのこと?』
?『うん。セレナ、かくれちゃダメ』
セレナと呼ばれた隠れている少女は、小さく首を振ると完全に隠れてしまった。
『…ボクがこわいの?』
?『……』フルフル
?『セレナは人見知りなの』
『そうなんだ』
?『ね、きみのお名前おしえて?』
再度少女は男の子の名前を聞くが、男の子は何も思い出せなかった。
どこから来たのか、どうしてここで寝ていたのか。
そして自分の名前すら。
セ『…マリアねえさん、マムのところにつれて行ってみよう?』
マ『マムなら何かわかるかもしれないね!』
『マムって?』
マムとはマリアとセレナのお母さん的な存在だと言う。
しかし本当の親ではなく、またマリア達は保護されて今に至るらしい。
『…ボクが行ってもいいの?』
マ『うんッ!だって、ずっとここいるのはイヤでしょ?セレナ』
セ『う、うん』
マリアとセレナは男の子を挟むように、それぞれ手を繋いだ。
マ『お名前、かんがえないといけないね』
『じゃあ二人がつけてよ。ボクの名前』
.
朝、目が覚めたライキの頬は緩んでいた。
何年も前に体験したそれに、昔を思い出す。
?『きみはだれ?』
辺り一面、綺麗な花畑で少年は目覚めると、二人の少女が覗き込んでいた。
しかし茶髪の子は、桃色の髪の子の後ろに隠れて顔だけ出している。
『…ボクのこと?』
?『うん。セレナ、かくれちゃダメ』
セレナと呼ばれた隠れている少女は、小さく首を振ると完全に隠れてしまった。
『…ボクがこわいの?』
?『……』フルフル
?『セレナは人見知りなの』
『そうなんだ』
?『ね、きみのお名前おしえて?』
再度少女は男の子の名前を聞くが、男の子は何も思い出せなかった。
どこから来たのか、どうしてここで寝ていたのか。
そして自分の名前すら。
セ『…マリアねえさん、マムのところにつれて行ってみよう?』
マ『マムなら何かわかるかもしれないね!』
『マムって?』
マムとはマリアとセレナのお母さん的な存在だと言う。
しかし本当の親ではなく、またマリア達は保護されて今に至るらしい。
『…ボクが行ってもいいの?』
マ『うんッ!だって、ずっとここいるのはイヤでしょ?セレナ』
セ『う、うん』
マリアとセレナは男の子を挟むように、それぞれ手を繋いだ。
マ『お名前、かんがえないといけないね』
『じゃあ二人がつけてよ。ボクの名前』
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