サプライズを貴女に!
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再びアルタイル・トルテの宿舎に戻って来た。
「あのー、乃愛だけど…入っても?」
前と違って今度はちゃんと声を掛けた。
中から返事が返ってきたのを確認してから乃愛は扉を開ける。
すると。
皆「お誕生日おめでとう(ございます)、隊長!!」
複数のクラッカーの音と独特な火薬のにおい。
視界が一瞬のうちに紙吹雪で覆われた。
「……はい?」
辺りを見ると宿舎の中は飾り付けが所々にされており、中央のテーブルには豪華な料理が並んでいた。
「あ、そっか。今日は私の…」
悠「あれ?隊長は自分の誕生日忘れてたんだ」
ここの所、任務や特訓やらで忙しくてそれどころではなかったのだ。
乃愛自身が忘れていたにも関わらず、アルタイル・トルテの皆は覚えてくれていた。
「ありがとう皆…!」
テーブルに案内され、三角の帽子を被せられる。
その帽子はいかにも『あんたが主役!』と主張させるには十分だった。
「この料理は…」
悠「ああ、それ?それはね、キュイジニエール・沙島さんが作ってくれたんだよ!」
「キュイ…何?」
悠「だから、キュイジニ「悠水ですよ」ちょっと椿芽ちゃん!?」
沙島の名前が出た時点で悠水の事を言っているのはわかっていた。
だが乃愛としては、ありもしない外国人のような名前が使われるとは思ってもいなかった。
悠水は自分じゃないと何度も否定している。
「こんなに沢山…悠水、大変だったでしょ。ありがとう」
悠「あ、だからぁ~…そ、それよりも!隊長、他の皆からもプレゼントあるんだって!」
無理矢理切り替えた辺り、恥ずかしかったのか皆に話を持っていった。
椿「隊長。私からはこれです」
椿芽から渡されたのはオシャレなカバー付きの本だった。
タイトルを見た乃愛は驚く。
「これって確か生産が追い付かなくて在庫切れになってるって…!」
椿「はい!書店を回ってようやく見つけた残り一冊だったんですよ」
「欲しかったんだよこれ!ありがとう椿芽!」
椿「きゃあっ!?」
嬉しさのあまりに椿芽に抱き着いた乃愛。
何も構えていなかったからか、椿芽からは可愛らしい声が飛び出した。
離れて下さいと言っているわりには、あまり嫌がってる様子はなかった。
.
「あのー、乃愛だけど…入っても?」
前と違って今度はちゃんと声を掛けた。
中から返事が返ってきたのを確認してから乃愛は扉を開ける。
すると。
皆「お誕生日おめでとう(ございます)、隊長!!」
複数のクラッカーの音と独特な火薬のにおい。
視界が一瞬のうちに紙吹雪で覆われた。
「……はい?」
辺りを見ると宿舎の中は飾り付けが所々にされており、中央のテーブルには豪華な料理が並んでいた。
「あ、そっか。今日は私の…」
悠「あれ?隊長は自分の誕生日忘れてたんだ」
ここの所、任務や特訓やらで忙しくてそれどころではなかったのだ。
乃愛自身が忘れていたにも関わらず、アルタイル・トルテの皆は覚えてくれていた。
「ありがとう皆…!」
テーブルに案内され、三角の帽子を被せられる。
その帽子はいかにも『あんたが主役!』と主張させるには十分だった。
「この料理は…」
悠「ああ、それ?それはね、キュイジニエール・沙島さんが作ってくれたんだよ!」
「キュイ…何?」
悠「だから、キュイジニ「悠水ですよ」ちょっと椿芽ちゃん!?」
沙島の名前が出た時点で悠水の事を言っているのはわかっていた。
だが乃愛としては、ありもしない外国人のような名前が使われるとは思ってもいなかった。
悠水は自分じゃないと何度も否定している。
「こんなに沢山…悠水、大変だったでしょ。ありがとう」
悠「あ、だからぁ~…そ、それよりも!隊長、他の皆からもプレゼントあるんだって!」
無理矢理切り替えた辺り、恥ずかしかったのか皆に話を持っていった。
椿「隊長。私からはこれです」
椿芽から渡されたのはオシャレなカバー付きの本だった。
タイトルを見た乃愛は驚く。
「これって確か生産が追い付かなくて在庫切れになってるって…!」
椿「はい!書店を回ってようやく見つけた残り一冊だったんですよ」
「欲しかったんだよこれ!ありがとう椿芽!」
椿「きゃあっ!?」
嬉しさのあまりに椿芽に抱き着いた乃愛。
何も構えていなかったからか、椿芽からは可愛らしい声が飛び出した。
離れて下さいと言っているわりには、あまり嫌がってる様子はなかった。
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