我が前に遮るものなし!
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一「ほう…何だかんだ言いながらも、腕を上げたんじゃな」
「おうさ!俺は戦うのだけが取り柄だからな!」
雷騎と刃を交える前までは不機嫌丸出しだった一葉が関心する。
一「…これで女子 好きがなければ文句はないのだがな」
だが、その嘆きが雷騎に聞こえる事はなかった。
その間も数回刃を交えた後。
「楽しい…!これはいい!なあ!一葉ぁ!」
一「ああ。余も、な」
そして一葉は剣先を地面に突き刺す。
一「須弥山 の周りに四大州。その周りに九山八海…」
三千世界の詠唱が始まり、雷騎は笑った。
「そうこなくっちゃな…いいぜ」
一度刀を滞納し、低い態勢で再度構える。
その間も一葉の詠唱は続く。
それが終わる頃合いを見て、雷騎は口を開いた。
「お家流…」
そして。
一「三千世界!!」
「"三千世界"!!」
一葉よりもほんの少し遅れて雷騎も抜き打ちの如く振るう。
一「やはり反則じゃと思うんだが」
二人がお家流を放った後、庭が半壊滅的になったものの、殆ど雷騎が修理代を払うという事で(主に幽が)合意した。
一葉が今言った反則とは、雷騎のお家流についてだ。
「それを言うなら一葉の召還も反則になるだろ」
雷騎のお家流【複写具現 】。
それは今で言うコピーみたいなもの。
違う点と言えば、"相手が放たれた後のみ発動が可能"という事。
今回のように一葉が三千世界を放てば雷騎も後から放てる。
幽が十朴の御詠を詠めば雷騎も同じく詠める、という事になる。
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「おうさ!俺は戦うのだけが取り柄だからな!」
雷騎と刃を交える前までは不機嫌丸出しだった一葉が関心する。
一「…これで
だが、その嘆きが雷騎に聞こえる事はなかった。
その間も数回刃を交えた後。
「楽しい…!これはいい!なあ!一葉ぁ!」
一「ああ。余も、な」
そして一葉は剣先を地面に突き刺す。
一「
三千世界の詠唱が始まり、雷騎は笑った。
「そうこなくっちゃな…いいぜ」
一度刀を滞納し、低い態勢で再度構える。
その間も一葉の詠唱は続く。
それが終わる頃合いを見て、雷騎は口を開いた。
「お家流…」
そして。
一「三千世界!!」
「"三千世界"!!」
一葉よりもほんの少し遅れて雷騎も抜き打ちの如く振るう。
一「やはり反則じゃと思うんだが」
二人がお家流を放った後、庭が半壊滅的になったものの、殆ど雷騎が修理代を払うという事で(主に幽が)合意した。
一葉が今言った反則とは、雷騎のお家流についてだ。
「それを言うなら一葉の召還も反則になるだろ」
雷騎のお家流【
それは今で言うコピーみたいなもの。
違う点と言えば、"相手が放たれた後のみ発動が可能"という事。
今回のように一葉が三千世界を放てば雷騎も後から放てる。
幽が十朴の御詠を詠めば雷騎も同じく詠める、という事になる。
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