まかり通るは将軍姉弟
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「すまん、次は控える。だが姉さん、それなら俺が来るまでに片付けてしまえばよかっただろう」
一「何じゃ。姉弟揃って楽しもうと時間稼ぎをしておったのに」
「そうか」
自分と趣向が同じ雷騎を、あえて待っていたと言う一葉。
雷騎もそれをわかっていながら答えた。
「俺としては暴れ足りないが、酒でも買って帰るか」
一「ほう…珍しいな。雷騎が奢ると?」
「幽殿と約束したからな。言ったからには無碍には出来ん」
一「…また幽か」
幽の名前を出すまでは上機嫌だった一葉が小さく言った。
少し足取りは重いが、着実に酒蔵へと向かう。
「『また』?」
一「雷騎、お主は最近やたらと幽と仲が良いようじゃが…さては惚れておるな?」
「む…」
それは幽を異性として見ているのかという事。
惚れているかどうかと聞かれても、今の雷騎にはどう答えていいのかわからなかった。
「…幽殿は確かに良い女性だが」
一「なら問題なかろう。早う抱け」
まさかの爆弾発言である。
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一「何じゃ。姉弟揃って楽しもうと時間稼ぎをしておったのに」
「そうか」
自分と趣向が同じ雷騎を、あえて待っていたと言う一葉。
雷騎もそれをわかっていながら答えた。
「俺としては暴れ足りないが、酒でも買って帰るか」
一「ほう…珍しいな。雷騎が奢ると?」
「幽殿と約束したからな。言ったからには無碍には出来ん」
一「…また幽か」
幽の名前を出すまでは上機嫌だった一葉が小さく言った。
少し足取りは重いが、着実に酒蔵へと向かう。
「『また』?」
一「雷騎、お主は最近やたらと幽と仲が良いようじゃが…さては惚れておるな?」
「む…」
それは幽を異性として見ているのかという事。
惚れているかどうかと聞かれても、今の雷騎にはどう答えていいのかわからなかった。
「…幽殿は確かに良い女性だが」
一「なら問題なかろう。早う抱け」
まさかの爆弾発言である。
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