まかり通るは将軍姉弟
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城下まで来て早速雷騎が目にしたもの。
一人の女性が数人の男性に囲まれていた。
女性のほうは奪ったであろう刀を下げていて、男共はその女性に剣先を突き付けている。
長い銀髪が特徴の女性は、紛れもなく雷騎の姉の一葉だった。
そんな中、一葉が雷騎と目が合うなりニヤリと笑みを浮かべて一言。
一「遅かったな」
一葉の視線に合わせて男共は一斉に雷騎の方へと振り向いた。
その隙を見逃さない一葉は瞬時に相手をあしらっていく。
突然の行動で再び一葉に向いた者を、今度は雷騎が背後から倒す。
斬り掛かって来た者もいたが、その勢いを利用し最低限の動きで避けると、相手の腕を掴み足を払って地面に叩き付ける。
倒された衝撃で手放した相手の刀を拝借し、他の男の持っていた刀を狙って…
スパンッ
男「な…刀が…!?」
雷騎の一振りが刃の真ん中辺りから一刀両断した。
さり気なく雷騎のお家流が発動されたのだ。
刀が折れた事で男は動揺する。
「…まだやるか?」
雷騎のお家流【斬牙 】は、雷騎が「斬る」と念じたもの全て斬る事が出来る。
それは自身の刀であろうと他人の刀であろうと自在に発動が可能。
例え人間でも「骨を斬る」と念じれば、胴体など簡単に真っ二つに斬れる。
だがそれも一歩間違えれば取り返しのつかない事態になりかねないので、多用は出来ない。
そして周りを見れば、いつの間にか一葉が倒しきっていて残すは目の前の男のみだった。
敵わないと感じたのか、男は逃げ出す始末。
一「街中でお家流を出す奴があるか」
「いかんか?」
一「…済んだ事を言っても埒があかんな。よそう」
口ではそう言っても納得がいっていない様子の一葉に、雷騎は苦笑いした。
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一人の女性が数人の男性に囲まれていた。
女性のほうは奪ったであろう刀を下げていて、男共はその女性に剣先を突き付けている。
長い銀髪が特徴の女性は、紛れもなく雷騎の姉の一葉だった。
そんな中、一葉が雷騎と目が合うなりニヤリと笑みを浮かべて一言。
一「遅かったな」
一葉の視線に合わせて男共は一斉に雷騎の方へと振り向いた。
その隙を見逃さない一葉は瞬時に相手をあしらっていく。
突然の行動で再び一葉に向いた者を、今度は雷騎が背後から倒す。
斬り掛かって来た者もいたが、その勢いを利用し最低限の動きで避けると、相手の腕を掴み足を払って地面に叩き付ける。
倒された衝撃で手放した相手の刀を拝借し、他の男の持っていた刀を狙って…
スパンッ
男「な…刀が…!?」
雷騎の一振りが刃の真ん中辺りから一刀両断した。
さり気なく雷騎のお家流が発動されたのだ。
刀が折れた事で男は動揺する。
「…まだやるか?」
雷騎のお家流【
それは自身の刀であろうと他人の刀であろうと自在に発動が可能。
例え人間でも「骨を斬る」と念じれば、胴体など簡単に真っ二つに斬れる。
だがそれも一歩間違えれば取り返しのつかない事態になりかねないので、多用は出来ない。
そして周りを見れば、いつの間にか一葉が倒しきっていて残すは目の前の男のみだった。
敵わないと感じたのか、男は逃げ出す始末。
一「街中でお家流を出す奴があるか」
「いかんか?」
一「…済んだ事を言っても埒があかんな。よそう」
口ではそう言っても納得がいっていない様子の一葉に、雷騎は苦笑いした。
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