まかり通るは将軍姉弟
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「姉さん?おーい!…いないのか」
両袖の中に腕を入れたまま廊下を歩く雷騎。
銀色の髪、それはこの二条館の主である足利幕府十三代将軍・足利一葉義輝と同じである。
姉妹に次いで男性の中でも美形に入る雷騎。
一葉曰く「他人なら惚れてたやもしれん」と絶賛する。
そんな雷騎が一葉を捜している理由。
それは暇潰しの為だった。
だが実際は暇潰しと称して、一葉と同じく街にお忍びで出掛けるのだ。
そしてこれも同じく、悪漢共から銭を巻き上げる。
それを知っている幽は「折角の美形が台無しですぞ」と嘆いているとか。
双「雷騎?何をしていらっしゃるのですか?」
「双葉姉、姉さんが何処にいるか知らないか?」
双「お姉様ですか?それなら自室に「既に蛻 の殻だったが」…え?」
廊下で会った双葉に一葉の事を尋ねた雷騎だが、部屋は見た後だったのでいなかった。
双「この時間にいらっしゃらないと言う事は、どちらに…」
「…ふむ」
一つだけ思い当たる節があった雷騎。
それは街だ。
雷騎の考えている事が当たっているなら今頃街中で暴れている筈。
そう思うや否や、足早にその場から立ち去る。
後ろから双葉の声が聞こえたが、それどころではないとばかりに雷騎の足は速かった。
自室へ着くといそいそと着替えを済ませ、いざ城下へ!と身体を反転させ…
幽「どちらへお出掛けですかな?」
「……」
普段の雷騎なら気配に気付けたものの今は外へと気がいっていたので、幽が後ろにいるとは思わなかった。
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両袖の中に腕を入れたまま廊下を歩く雷騎。
銀色の髪、それはこの二条館の主である足利幕府十三代将軍・足利一葉義輝と同じである。
姉妹に次いで男性の中でも美形に入る雷騎。
一葉曰く「他人なら惚れてたやもしれん」と絶賛する。
そんな雷騎が一葉を捜している理由。
それは暇潰しの為だった。
だが実際は暇潰しと称して、一葉と同じく街にお忍びで出掛けるのだ。
そしてこれも同じく、悪漢共から銭を巻き上げる。
それを知っている幽は「折角の美形が台無しですぞ」と嘆いているとか。
双「雷騎?何をしていらっしゃるのですか?」
「双葉姉、姉さんが何処にいるか知らないか?」
双「お姉様ですか?それなら自室に「既に
廊下で会った双葉に一葉の事を尋ねた雷騎だが、部屋は見た後だったのでいなかった。
双「この時間にいらっしゃらないと言う事は、どちらに…」
「…ふむ」
一つだけ思い当たる節があった雷騎。
それは街だ。
雷騎の考えている事が当たっているなら今頃街中で暴れている筈。
そう思うや否や、足早にその場から立ち去る。
後ろから双葉の声が聞こえたが、それどころではないとばかりに雷騎の足は速かった。
自室へ着くといそいそと着替えを済ませ、いざ城下へ!と身体を反転させ…
幽「どちらへお出掛けですかな?」
「……」
普段の雷騎なら気配に気付けたものの今は外へと気がいっていたので、幽が後ろにいるとは思わなかった。
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