越後お家騒動
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「柘榴ー!手合せしよー!」
後頭部で一つに纏めた銀髪を揺らしながら、愛刀を片手に大きな声で乃愛は柘榴に声を掛けた。
以前乃愛のこの髪の括り方に柘榴は「馬の尻尾みたいっすね」と言ってしまった事がある。
それに対して乃愛は黒い笑みを浮かべたまま、思いっきり柘榴のお尻を蹴り飛ばして一言。
『へ~、そう…だったら馬なら馬らしく蹴ってあげるわ』
柘『も、もう蹴ってるっす…』
相当痛かったのか黒い笑みに怯えたのかはわからないが、それから髪に関しては何も言わなくなったとか。
柘「勿論っす乃愛様!今日こそは勝たせてもらうっすよ!」
好戦的な乃愛からの誘い。
それを断る事がない柘榴も柘榴だが乃愛はこう見えて、あの越後の龍と呼ばれている美空の妹。
そんな人物でもお構いなしの柘榴は愛槍を構えた。
「そんな事言って、また胸晒 け出しても知らないから!」
柘「あ、あれは誰の所為と思ってるっすかー!」
以前の手合せで偶然、乃愛の刀が柘榴の服を掠めた。
しかし場所が悪かったのか、胸を止めている紐を切ってしまったのだ。
「じゃあ始めるよ!」
結果、やはりと言うべきか乃愛の勝利。
柘「うう…やっぱ乃愛様の強さは半端ないっす…」
松「そこは御大将の妹」
へ垂れ込む柘榴の側に松葉が立っていた。
「珍しく止めなかったね」
普段は美空の許可なしに勝手に手合せをしてはいけない。
それに少なくとも乃愛は美空の身内。
今回は怪我がなくてよかったが毎回こうとは限らない上。
松「やる気満々の乃愛様に何を言っても無駄だと思った」
「大正解」
柘「…」
それを自分で言うのか、と心の中で突っ込んだ柘榴だった。
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後頭部で一つに纏めた銀髪を揺らしながら、愛刀を片手に大きな声で乃愛は柘榴に声を掛けた。
以前乃愛のこの髪の括り方に柘榴は「馬の尻尾みたいっすね」と言ってしまった事がある。
それに対して乃愛は黒い笑みを浮かべたまま、思いっきり柘榴のお尻を蹴り飛ばして一言。
『へ~、そう…だったら馬なら馬らしく蹴ってあげるわ』
柘『も、もう蹴ってるっす…』
相当痛かったのか黒い笑みに怯えたのかはわからないが、それから髪に関しては何も言わなくなったとか。
柘「勿論っす乃愛様!今日こそは勝たせてもらうっすよ!」
好戦的な乃愛からの誘い。
それを断る事がない柘榴も柘榴だが乃愛はこう見えて、あの越後の龍と呼ばれている美空の妹。
そんな人物でもお構いなしの柘榴は愛槍を構えた。
「そんな事言って、また胸
柘「あ、あれは誰の所為と思ってるっすかー!」
以前の手合せで偶然、乃愛の刀が柘榴の服を掠めた。
しかし場所が悪かったのか、胸を止めている紐を切ってしまったのだ。
「じゃあ始めるよ!」
結果、やはりと言うべきか乃愛の勝利。
柘「うう…やっぱ乃愛様の強さは半端ないっす…」
松「そこは御大将の妹」
へ垂れ込む柘榴の側に松葉が立っていた。
「珍しく止めなかったね」
普段は美空の許可なしに勝手に手合せをしてはいけない。
それに少なくとも乃愛は美空の身内。
今回は怪我がなくてよかったが毎回こうとは限らない上。
松「やる気満々の乃愛様に何を言っても無駄だと思った」
「大正解」
柘「…」
それを自分で言うのか、と心の中で突っ込んだ柘榴だった。
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