嵐を巻き起こせ!
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その後、ミドリは喧嘩を始めそうな雰囲気の二人を何とか宥 め、ようやく目的のクエストをこなしていく。
そんな中ライキの行動は早かった。
あの場ではミドリが止めに入ったもののまだ胸の中は晴れておらず、その苛立ちを目標物にぶつける。
そのおかげと言っていいのか早く終える事が出来た。
「こんなもんか」
「凄い…」
「そう言うミドリもいい動きしてた」
「そ、そうかな?」
言われた事に照れながらフォンシェンをしまうミドリ。
しかしタイミングが悪く、そこに残りの一匹がミドリの後ろに迫っていた。
「ミドリ!!」
「え…っ!?」
ライキから見れば、ミドリの後ろからだったので気付くのが遅かった。
ミドリは再びドライバに手をかけるも発動する前に足に怪我を負ってしまう。
「こいつ!!」
狙いを定め、一矢放つ。
「だ、大丈夫だよ。歩けるから…」
「駄目だ。簡単な応急処置しただけなんだから、ちゃんとした治療が出来る場所に着くまでこのままな」
あの後、ライキはミドリを背負って広場を出ようとする。
「このままって…嘘でしょ!?」
他のアカデミーの人達にこの姿を見られたら恥でしかない。
何としても下ろしてもらわなければ。
しかしライキの考えは違った。
「俺は別にいいんだけどな、背中が嫌なら前にするか?お姫様抱っこで」
「ええーっ!?」
「うわっ!耳元で叫ぶな!」
急な事もあってか、ミドリをおぶったまま前のめりに倒れそうになってしまう。
「ご、ごめん…でもライキが悪いんだよ。いきなりあんな事言うんだから」
「『あんな事』ってよくわからんなー」
「んもー!誂 ったでしょ!」
笑っているライキに背負われながらも、こんな一日があってもいいとミドリは思っていた。
ヒカリ(おつかれー…って、あれ?ミドリちゃんどうしたの?)
ミドリ(ちょっと足に怪我しちゃって…)
ヒカリ(大丈夫?)
ミドリ(うん。平気だよ)
ユカリ(…わざとじゃないわよね?)
ミドリ&ヒカリ(え?)
ユカリ(怪我をしてライキに介抱してもらうのが目的だったとか…)
ヒカリ(ええ~!?)
ミドリ(そ、そんな事なーい!偶然だよ!偶然!)
(…何を騒いでいるんだ、あいつら)
NEXT:あとがき
そんな中ライキの行動は早かった。
あの場ではミドリが止めに入ったもののまだ胸の中は晴れておらず、その苛立ちを目標物にぶつける。
そのおかげと言っていいのか早く終える事が出来た。
「こんなもんか」
「凄い…」
「そう言うミドリもいい動きしてた」
「そ、そうかな?」
言われた事に照れながらフォンシェンをしまうミドリ。
しかしタイミングが悪く、そこに残りの一匹がミドリの後ろに迫っていた。
「ミドリ!!」
「え…っ!?」
ライキから見れば、ミドリの後ろからだったので気付くのが遅かった。
ミドリは再びドライバに手をかけるも発動する前に足に怪我を負ってしまう。
「こいつ!!」
狙いを定め、一矢放つ。
「だ、大丈夫だよ。歩けるから…」
「駄目だ。簡単な応急処置しただけなんだから、ちゃんとした治療が出来る場所に着くまでこのままな」
あの後、ライキはミドリを背負って広場を出ようとする。
「このままって…嘘でしょ!?」
他のアカデミーの人達にこの姿を見られたら恥でしかない。
何としても下ろしてもらわなければ。
しかしライキの考えは違った。
「俺は別にいいんだけどな、背中が嫌なら前にするか?お姫様抱っこで」
「ええーっ!?」
「うわっ!耳元で叫ぶな!」
急な事もあってか、ミドリをおぶったまま前のめりに倒れそうになってしまう。
「ご、ごめん…でもライキが悪いんだよ。いきなりあんな事言うんだから」
「『あんな事』ってよくわからんなー」
「んもー!
笑っているライキに背負われながらも、こんな一日があってもいいとミドリは思っていた。
ヒカリ(おつかれー…って、あれ?ミドリちゃんどうしたの?)
ミドリ(ちょっと足に怪我しちゃって…)
ヒカリ(大丈夫?)
ミドリ(うん。平気だよ)
ユカリ(…わざとじゃないわよね?)
ミドリ&ヒカリ(え?)
ユカリ(怪我をしてライキに介抱してもらうのが目的だったとか…)
ヒカリ(ええ~!?)
ミドリ(そ、そんな事なーい!偶然だよ!偶然!)
(…何を騒いでいるんだ、あいつら)
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