なりたくてなった訳じゃない
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「……今、何て言ったの?」
私の聞き間違いであってほしいと、これ以上に思った事はなかった。
幼馴染みのアキにもう一度言ってくれるようお願いする。
アキは男っぽい性格してる上に自分の事を「俺」と言っているが女性だ。
ア「だから言ってんだろ。作詞してくれって」
「音楽は好きだけど、作曲した事もなければ作詞もした事ないのはアキがよくわかってんでしょ」
そもそも何故私にこんな話を持って来たのか。
それは一つの噂からだった。
ア『おい乃愛。街が例の話で持ち切りなのは知ってるだろ?』
『例のって?』
ア『麻雀で対決して勝った方がライブを行えるって噂だよ』
『ああ、あれ。確か麻雀アイドルを略して雀ドルって言う…』
ア『それそれ!俺とリョーコとルカで出るからよ、乃愛には曲を作ってほしいんだ。あ、作詞の方な』
そして冒頭に戻る。
「…で、リョーコとルカは何か言ってた?」
ア「それでいいってよ」
「いいわけないでしょ!!」
勝手に決めつけられた事に声を荒げる乃愛。
それでもアキは「仕方ないだろ」と続ける。
ア「あいつらだって乃愛の事気に入ってるんだぜ?無碍には出来ねぇだろ」
「気に入ってもらえてるのは…ありがたいけど…」
ア「お、そろそろあいつら来るな」
「ま、また勝手な…!」
.
私の聞き間違いであってほしいと、これ以上に思った事はなかった。
幼馴染みのアキにもう一度言ってくれるようお願いする。
アキは男っぽい性格してる上に自分の事を「俺」と言っているが女性だ。
ア「だから言ってんだろ。作詞してくれって」
「音楽は好きだけど、作曲した事もなければ作詞もした事ないのはアキがよくわかってんでしょ」
そもそも何故私にこんな話を持って来たのか。
それは一つの噂からだった。
ア『おい乃愛。街が例の話で持ち切りなのは知ってるだろ?』
『例のって?』
ア『麻雀で対決して勝った方がライブを行えるって噂だよ』
『ああ、あれ。確か麻雀アイドルを略して雀ドルって言う…』
ア『それそれ!俺とリョーコとルカで出るからよ、乃愛には曲を作ってほしいんだ。あ、作詞の方な』
そして冒頭に戻る。
「…で、リョーコとルカは何か言ってた?」
ア「それでいいってよ」
「いいわけないでしょ!!」
勝手に決めつけられた事に声を荒げる乃愛。
それでもアキは「仕方ないだろ」と続ける。
ア「あいつらだって乃愛の事気に入ってるんだぜ?無碍には出来ねぇだろ」
「気に入ってもらえてるのは…ありがたいけど…」
ア「お、そろそろあいつら来るな」
「ま、また勝手な…!」
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