牌によって導かれる
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雲雀と麻姫、戦うブロックは違ったもののお互い勝ち進んで行った。
そしてブロックのトップとなった姉妹は対戦する事に。
麻「あの時と同じ国士無双。これでお姉ちゃんを取り戻す!」
最終局面。
幼い頃に偶然出したのと同じ国士無双。
麻姫が得意としている役。
雲「あたいの待ちは…ドラゴンの牌!」
雲雀は、四暗刻 ・發 単騎待ちで聴牌 。
麻「お互いの和了 牌は…!」
雲「残り一牌…!」
譲らない戦い。
結果は…
「しかし麻姫。お前が変身するとか聞いてないぞ」
麻「へ、変身…?」
あの大会から数日後。
雷騎は麻姫が麻雀に集中すると、偶に見せる姿に違和感を持っていた。
普段の麻姫は赤髪に青い瞳をしている。
しかし雷騎の言う姿は、金髪に赤い瞳。
姉の雲雀と同じだ。
詳しく聞くと、本人曰く集中すると記憶がなくなる時があると言うではないか。
レン達はあれを【覚醒】と呼んでいたらしいが。
「まさかあれが麻姫の本当の姿だとか言わないよな?」
今まで見てきたお前は何だったんだって事になる。
別に非難したり差別なんかしたりしないが…気になる。
雲「雷騎、もうその辺にしておいて」
麻「お姉ちゃん」
二人の会話に入って来たのは雲雀だった。
あの勝負の結果、麻姫が見事勝利した。
それに呼応する様に、姉妹の持つ割れた一筒から光が発せられた。
その光によって雲雀を縛り付けていた邪気が祓われ、彼女は元に戻った。
雲『麻姫、おいで』
麻『お姉ちゃん……お姉ちゃん!』
姉の胸に飛び込んだ麻姫は泣き崩れた。
いつもの…自分の知っている姉がここにいる。
雲『麻姫…強くなったね』
麻『ううん…お姉ちゃんこそ』
そして現在、姉妹は家に戻って来て、雷騎がお邪魔している所にあの変身の話が出たのだ。
「けど気にならないか?今の麻姫と対戦してもそうだが、あの姿だともっと強いぞ」
雲「確かに気にはなるけど…それよりも雷騎、一局打ってみない?」
その話題から逸らす様に、雲雀は雀卓を指差す。
邪気に囚われていた時の事を覚えている雲雀だが、雷騎は普段の彼女と打った事はなかった。
「……いいぞ。勝負だ」
.
そしてブロックのトップとなった姉妹は対戦する事に。
麻「あの時と同じ国士無双。これでお姉ちゃんを取り戻す!」
最終局面。
幼い頃に偶然出したのと同じ国士無双。
麻姫が得意としている役。
雲「あたいの待ちは…ドラゴンの牌!」
雲雀は、
麻「お互いの
雲「残り一牌…!」
譲らない戦い。
結果は…
「しかし麻姫。お前が変身するとか聞いてないぞ」
麻「へ、変身…?」
あの大会から数日後。
雷騎は麻姫が麻雀に集中すると、偶に見せる姿に違和感を持っていた。
普段の麻姫は赤髪に青い瞳をしている。
しかし雷騎の言う姿は、金髪に赤い瞳。
姉の雲雀と同じだ。
詳しく聞くと、本人曰く集中すると記憶がなくなる時があると言うではないか。
レン達はあれを【覚醒】と呼んでいたらしいが。
「まさかあれが麻姫の本当の姿だとか言わないよな?」
今まで見てきたお前は何だったんだって事になる。
別に非難したり差別なんかしたりしないが…気になる。
雲「雷騎、もうその辺にしておいて」
麻「お姉ちゃん」
二人の会話に入って来たのは雲雀だった。
あの勝負の結果、麻姫が見事勝利した。
それに呼応する様に、姉妹の持つ割れた一筒から光が発せられた。
その光によって雲雀を縛り付けていた邪気が祓われ、彼女は元に戻った。
雲『麻姫、おいで』
麻『お姉ちゃん……お姉ちゃん!』
姉の胸に飛び込んだ麻姫は泣き崩れた。
いつもの…自分の知っている姉がここにいる。
雲『麻姫…強くなったね』
麻『ううん…お姉ちゃんこそ』
そして現在、姉妹は家に戻って来て、雷騎がお邪魔している所にあの変身の話が出たのだ。
「けど気にならないか?今の麻姫と対戦してもそうだが、あの姿だともっと強いぞ」
雲「確かに気にはなるけど…それよりも雷騎、一局打ってみない?」
その話題から逸らす様に、雲雀は雀卓を指差す。
邪気に囚われていた時の事を覚えている雲雀だが、雷騎は普段の彼女と打った事はなかった。
「……いいぞ。勝負だ」
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