牌によって導かれる
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
この世界では、女性で麻雀が強いと言うのはステータスなのだ。
そこで雲雀は、ある一つの大会に出ると言った。
雷騎は観客席から様子を見る事にしたが、会場にはいる筈のない麻姫までもがいた。
姉がこの大会に出ると知ったとなれば黙っていられなかったのだろう。
「(まあ、おとなしくしてるとは思ってなかったけど)」
雀士達も含み休憩時間となっている今、雷騎は麻姫がいるであろう控室に向かった。
名前の書いてあるプレートを見つけてノックをすると、すぐに返事が返ってくる。
部屋に入ると麻姫の他に三人の女性達がいた。
「麻姫、頑張ってるみたいだな」
麻「お、お兄ちゃん!?」
突然の幼馴染みの入室に麻姫は驚く。
麻姫が兄と言った事に、他の三人も何故か驚いていた。
レ「お、お兄ちゃんって…?」
茶「麻姫って兄妹いたの!?」
麻「本当は幼馴染みで、私が勝手に言ってるだけだよ」
夢「まあ」
それぞれ麻姫に紹介してもらった。
正義感が強くて魔法が使えるレン。
自分の強さが何処まで通じるのか知りたい茶々。
想い人を捜す夢月。
皆個性的で目的もバラバラだったが、麻姫と仲良くしているようで安心した。
「いい友達をもったな」
麻「お、怒らないの…?」
「何でだよ」
勝手に大会に出た事を厳しく叱ると思っていた麻姫。
昔から雷騎は姉妹の事となると心配していたのだ。
「麻姫の元気な姿を見れただけでも嬉しいよ」
雲「……」
「(……何、この無言の圧力)」
雲雀のいる控室へ行くと、扉を開けるなり仁王立ちして待っていた。
ただでさえ今の雲雀は威圧感で誰も近寄りがたい存在。
邪気にあたる前はこうではなかったのだが。
雲「何処へ行っていた?」
「…妹のとこだよ」
「麻姫」と名前を出すといろいろと煩いので、あえて妹と答えた。
すると小さく「そうか」と言って、部屋の奥へ。
腕を組み、奥にある椅子へ座った。
「何も聞かないんだな」
雲「……」
そのまま時間だけが過ぎていく。
.
そこで雲雀は、ある一つの大会に出ると言った。
雷騎は観客席から様子を見る事にしたが、会場にはいる筈のない麻姫までもがいた。
姉がこの大会に出ると知ったとなれば黙っていられなかったのだろう。
「(まあ、おとなしくしてるとは思ってなかったけど)」
雀士達も含み休憩時間となっている今、雷騎は麻姫がいるであろう控室に向かった。
名前の書いてあるプレートを見つけてノックをすると、すぐに返事が返ってくる。
部屋に入ると麻姫の他に三人の女性達がいた。
「麻姫、頑張ってるみたいだな」
麻「お、お兄ちゃん!?」
突然の幼馴染みの入室に麻姫は驚く。
麻姫が兄と言った事に、他の三人も何故か驚いていた。
レ「お、お兄ちゃんって…?」
茶「麻姫って兄妹いたの!?」
麻「本当は幼馴染みで、私が勝手に言ってるだけだよ」
夢「まあ」
それぞれ麻姫に紹介してもらった。
正義感が強くて魔法が使えるレン。
自分の強さが何処まで通じるのか知りたい茶々。
想い人を捜す夢月。
皆個性的で目的もバラバラだったが、麻姫と仲良くしているようで安心した。
「いい友達をもったな」
麻「お、怒らないの…?」
「何でだよ」
勝手に大会に出た事を厳しく叱ると思っていた麻姫。
昔から雷騎は姉妹の事となると心配していたのだ。
「麻姫の元気な姿を見れただけでも嬉しいよ」
雲「……」
「(……何、この無言の圧力)」
雲雀のいる控室へ行くと、扉を開けるなり仁王立ちして待っていた。
ただでさえ今の雲雀は威圧感で誰も近寄りがたい存在。
邪気にあたる前はこうではなかったのだが。
雲「何処へ行っていた?」
「…妹のとこだよ」
「麻姫」と名前を出すといろいろと煩いので、あえて妹と答えた。
すると小さく「そうか」と言って、部屋の奥へ。
腕を組み、奥にある椅子へ座った。
「何も聞かないんだな」
雲「……」
そのまま時間だけが過ぎていく。
.
1/4ページ