柳生道場、只今帰還!
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それから十兵衛が宗朗を連れて来て今までにあった事を全て話して貰った。
勿論、道場がメイド喫茶となった理由も。
「…で、その『れいまんしょっく』とやらを説いた幸村は?」
宗「又兵衛さんと材料の買い出しに行ったよ」
「又兵衛はともかく、あの幸村が買い出し?明日は槍でも降るんじゃないか?」
千「ちょっとした罰も含めてよ」
「罰?」
それは何なのか聞き出す前に扉が開かれた。
?「だから!そう言っているではありませんの!?」
幸「それは違うと言っておろう!」
聞けば幸村と入って来た彼女の名は直江兼続。
幸村とは仲の悪い幼馴染みで、何でも愛の為に生きる愛の戦士だとか。
しかし本人は至って真面目に行動していても、何故か空回りし失敗している事が多いらしい。
所謂ドジっ子か。
因みに罰とは、この二人が買い物に行く事だったのだが、一緒に行動するととんでも問題を起こし兼ねんと心配した又兵衛が共に行く事になったのだ。
…それでは罰の意味がないだろう。
「又兵衛、お疲れさん」
又「雷騎さん。お帰りなさい。お久し振りです」
この女性、後藤又兵衛は大柄であまり喋らないが心の優しい女性だ。
今し方帰って来た又兵衛が言うとおかしな感じがするが、雷騎からすれば久し振りの再会だ。
この言葉がしっくりきた。
幸「うむ、久しいの雷騎」
真田幸村。
体が小さい事を気にしているが、本人にそれは禁句。
言ってしまえば扇から出す風で切り裂かれかねん。
そんなコンプレックスを持っている彼女だが軍師でもある。
「久し振り幸村。はじめまして兼続さん」
兼「わ、私の事は兼続でいいですわ!」
「じゃあ改めて兼続、よろしく」
雷騎は思った。
宗朗、沢山の女性達に囲まれてるからか影が薄くなってないか?
それぞれ挨拶も終え柳生道場の事も気になるが、雷騎の今後の事について話をする。
聞けば、宗朗は四剣鬼 達に将の力を奪われたらしい。
「宗朗のこの状態を放っておけないしな。修行も終えたし、手伝えない事もないだろ」
宗「ありがとう雷騎」
「それに…」
十「?」
隣の十兵衛に目をやる。
本人は、コテンと首を傾げている。
「そこの十兵衛の本当の姿ってのも見てみたいしな」
剣姫 になれなくなったサムライ。
半蔵曰く、覚醒した十兵衛の力は五百萬を超えているのだとか。
…覚醒前の今のこの子からは想像が出来ない。
十「十兵衛の事、手伝ってくれるの!?」
「おう。どんどん頼ってくれよ」
十「ありがとう!!」
「それに今の宗朗よりは力になれるだろうしな」
宗「はは…」
力を失った宗朗は雷騎の言葉に否定出来ず、乾いた笑いしか出せない。
さて、これから忙しくなりそうだ。
NEXT:あとがき
勿論、道場がメイド喫茶となった理由も。
「…で、その『れいまんしょっく』とやらを説いた幸村は?」
宗「又兵衛さんと材料の買い出しに行ったよ」
「又兵衛はともかく、あの幸村が買い出し?明日は槍でも降るんじゃないか?」
千「ちょっとした罰も含めてよ」
「罰?」
それは何なのか聞き出す前に扉が開かれた。
?「だから!そう言っているではありませんの!?」
幸「それは違うと言っておろう!」
聞けば幸村と入って来た彼女の名は直江兼続。
幸村とは仲の悪い幼馴染みで、何でも愛の為に生きる愛の戦士だとか。
しかし本人は至って真面目に行動していても、何故か空回りし失敗している事が多いらしい。
所謂ドジっ子か。
因みに罰とは、この二人が買い物に行く事だったのだが、一緒に行動するととんでも問題を起こし兼ねんと心配した又兵衛が共に行く事になったのだ。
…それでは罰の意味がないだろう。
「又兵衛、お疲れさん」
又「雷騎さん。お帰りなさい。お久し振りです」
この女性、後藤又兵衛は大柄であまり喋らないが心の優しい女性だ。
今し方帰って来た又兵衛が言うとおかしな感じがするが、雷騎からすれば久し振りの再会だ。
この言葉がしっくりきた。
幸「うむ、久しいの雷騎」
真田幸村。
体が小さい事を気にしているが、本人にそれは禁句。
言ってしまえば扇から出す風で切り裂かれかねん。
そんなコンプレックスを持っている彼女だが軍師でもある。
「久し振り幸村。はじめまして兼続さん」
兼「わ、私の事は兼続でいいですわ!」
「じゃあ改めて兼続、よろしく」
雷騎は思った。
宗朗、沢山の女性達に囲まれてるからか影が薄くなってないか?
それぞれ挨拶も終え柳生道場の事も気になるが、雷騎の今後の事について話をする。
聞けば、宗朗は
「宗朗のこの状態を放っておけないしな。修行も終えたし、手伝えない事もないだろ」
宗「ありがとう雷騎」
「それに…」
十「?」
隣の十兵衛に目をやる。
本人は、コテンと首を傾げている。
「そこの十兵衛の本当の姿ってのも見てみたいしな」
半蔵曰く、覚醒した十兵衛の力は五百萬を超えているのだとか。
…覚醒前の今のこの子からは想像が出来ない。
十「十兵衛の事、手伝ってくれるの!?」
「おう。どんどん頼ってくれよ」
十「ありがとう!!」
「それに今の宗朗よりは力になれるだろうしな」
宗「はは…」
力を失った宗朗は雷騎の言葉に否定出来ず、乾いた笑いしか出せない。
さて、これから忙しくなりそうだ。
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