乙女心は複雑
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そして背後から腕を伸ばし、"それ"をヨシテルの目の前に持っていく。
ヨシテルの視界に入った"それ"にギョッとする。
「ちょっ!?く、蜘蛛!来ないで!あっち行きなさいっ!!」
蜘蛛が大嫌いなヨシテル。
目に涙を浮かべながら身を引く姿は、誰も彼女が将軍だとは思えないだろう。
だが雷騎は、そんなヨシテルにちょっとした悪戯心が出来てしまった。
「ヨシテル様。ヨシテル様の嫌いな蜘蛛も掃除しなくてはならないと俺は思うんですが?」
「き、き、嫌いではなく、少し苦手なだけと言いますか…その前に雷騎!か、可哀想ではないですか。こんな小さな生き物をつまみ上げては」
「…そうっすか」
「だから早く外に出してあげなさい」と言葉では優しく言っているが、心は穏やかではない筈。
顔が引き攣 っている。
あまり長い事苛めては、いろんな意味で鬼丸国綱を抜刀しそうなので早々に逃がしてあげた。
「ふう…そうですね……雷騎、やはり私は掃除をやめようと思います」
「やっとわかってくれましたか」
「代わりに私の鍛練に付き合って下さい」
「……はい?いやいやヨシテル様、何を言って…」
掃除をやめると言ったら今度は鍛練。
しかしヨシテルの様子がどこかおかしい。
.
ヨシテルの視界に入った"それ"にギョッとする。
「ちょっ!?く、蜘蛛!来ないで!あっち行きなさいっ!!」
蜘蛛が大嫌いなヨシテル。
目に涙を浮かべながら身を引く姿は、誰も彼女が将軍だとは思えないだろう。
だが雷騎は、そんなヨシテルにちょっとした悪戯心が出来てしまった。
「ヨシテル様。ヨシテル様の嫌いな蜘蛛も掃除しなくてはならないと俺は思うんですが?」
「き、き、嫌いではなく、少し苦手なだけと言いますか…その前に雷騎!か、可哀想ではないですか。こんな小さな生き物をつまみ上げては」
「…そうっすか」
「だから早く外に出してあげなさい」と言葉では優しく言っているが、心は穏やかではない筈。
顔が引き
あまり長い事苛めては、いろんな意味で鬼丸国綱を抜刀しそうなので早々に逃がしてあげた。
「ふう…そうですね……雷騎、やはり私は掃除をやめようと思います」
「やっとわかってくれましたか」
「代わりに私の鍛練に付き合って下さい」
「……はい?いやいやヨシテル様、何を言って…」
掃除をやめると言ったら今度は鍛練。
しかしヨシテルの様子がどこかおかしい。
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