異世界からこんにちわ
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自ら訪れた神社で突然社の中から現れた光に包まれ、この世界にやって来た少女。
日出 佳乃。
友達からは、その名から「ヒデヨシ」と呼ばれている。
彼女が現れた場所は燃え盛る村の傍にある森の中。
偶然、賊退治に出ていた女性二人(後の織田ノブナガ、明智ミツヒデ)に拾われて保護される。
しかし元の世界へ帰る方法がわからないヒデヨシは、ノブナガの甲冑探しを手伝う代わりに城に住まわせてもらう事になった。
刻 は過ぎ、ヒデヨシはミツヒデに教えてもらった厠へ向かうのだが…
「わ、わかんなくなっちゃった…」
所謂、迷子になってしまった。
ここは世間一般の家ではなく、あの織田ノブナガが住む城。
広すぎるのだ。
「あ~、もう…何でこう……あ!」
薄暗くて長い廊下の向こうから人影。
「す、すみませーん!ちょっとお聞きしたい事が!」
「ん、俺か?」
「ふえ?」
振り返ったその人は、この城で初めて見る男性だった。
背が高く、まさにこの世界に相応しいといった服装。
「どうした?何か用があったんじゃないのか?」
「ああっと、そ、そう!あの…厠ってどっち…ですか?」
内容が内容だけに少し気が引けたが仕方がなかった。
「それなら」と男性が教えてくれた場所は意外に近く。
「そこ、電気ないから、ぶつからないよう気を付けろよ」
「あ、ありがとうございます!」
男性はそれを言うと、更に暗い廊下へと消えて行った。
無事に厠へと着いたヒデヨシは先ほどの男性に何か違和感を持っていた。
「何が違うのかな?暗いから気を付けろって言ってくれて……ん?」
暗い、の言葉に引っかかる。
そして。
「あーーーーっ!!」
.
日出 佳乃。
友達からは、その名から「ヒデヨシ」と呼ばれている。
彼女が現れた場所は燃え盛る村の傍にある森の中。
偶然、賊退治に出ていた女性二人(後の織田ノブナガ、明智ミツヒデ)に拾われて保護される。
しかし元の世界へ帰る方法がわからないヒデヨシは、ノブナガの甲冑探しを手伝う代わりに城に住まわせてもらう事になった。
「わ、わかんなくなっちゃった…」
所謂、迷子になってしまった。
ここは世間一般の家ではなく、あの織田ノブナガが住む城。
広すぎるのだ。
「あ~、もう…何でこう……あ!」
薄暗くて長い廊下の向こうから人影。
「す、すみませーん!ちょっとお聞きしたい事が!」
「ん、俺か?」
「ふえ?」
振り返ったその人は、この城で初めて見る男性だった。
背が高く、まさにこの世界に相応しいといった服装。
「どうした?何か用があったんじゃないのか?」
「ああっと、そ、そう!あの…厠ってどっち…ですか?」
内容が内容だけに少し気が引けたが仕方がなかった。
「それなら」と男性が教えてくれた場所は意外に近く。
「そこ、電気ないから、ぶつからないよう気を付けろよ」
「あ、ありがとうございます!」
男性はそれを言うと、更に暗い廊下へと消えて行った。
無事に厠へと着いたヒデヨシは先ほどの男性に何か違和感を持っていた。
「何が違うのかな?暗いから気を付けろって言ってくれて……ん?」
暗い、の言葉に引っかかる。
そして。
「あーーーーっ!!」
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