後ろの正面だぁれ?
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なんで。
なんで…
なんで…!
どうしてっ!?
もう逃げ切れない。
そう感じた雷騎は思わず持っていたバットに力を込める。
顔だけ振り向く、なんてしない。
そのまま全身を使って、後ろにいる"そいつ"に向かって真横に振った。
グシャッ
何かが潰れた嫌な音。
飛んできた血が雷騎の顔にベッタリと付着する。
バットは見事"そいつ"に命中していた。
「っ!!」
だが、当った"それ"が何かを確認出来た途端、雷騎の顔は一気に青褪めた。
パックリと割れた傷口から出る血がバットを流れ、雷騎の手を汚す。
何でここにいるのか。
学校を終え、その人は雷騎の目で確かに帰ったのを見た。
……帰った…筈だった。
だって、それは…
「あ……あ、あ……!」
いつもの…
「ああぁあぁぁああああっっ!!!!」
部活メンバーの仲間だったから。
NEXT:あとがき
なんで…
なんで…!
どうしてっ!?
もう逃げ切れない。
そう感じた雷騎は思わず持っていたバットに力を込める。
顔だけ振り向く、なんてしない。
そのまま全身を使って、後ろにいる"そいつ"に向かって真横に振った。
グシャッ
何かが潰れた嫌な音。
飛んできた血が雷騎の顔にベッタリと付着する。
バットは見事"そいつ"に命中していた。
「っ!!」
だが、当った"それ"が何かを確認出来た途端、雷騎の顔は一気に青褪めた。
パックリと割れた傷口から出る血がバットを流れ、雷騎の手を汚す。
何でここにいるのか。
学校を終え、その人は雷騎の目で確かに帰ったのを見た。
……帰った…筈だった。
だって、それは…
「あ……あ、あ……!」
いつもの…
「ああぁあぁぁああああっっ!!!!」
部活メンバーの仲間だったから。
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