戻らない時間
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「……」
「ですから、これを知ってしまった雷騎も…このままにしておけません」
「俺を…殺すのか?」
こんな冷たい表情は…もう…
「雷騎はどうしてほしいですか?」
「俺は……俺は詩音を…地下にいるあいつを助ける。そのあとなら、お前の好きにしていい」
「自分は八つ裂きにされてもいいと?」
「ああ」
「あっはははは!!」
それを聞いた詩音は高らかに笑った。
「俺は助けたいんだよ…!あいつも!お前も!!」
だから、こんな事はやめてくれ…
あいつだってきっと…悲しんでる。
「…………」
雷騎、私は言いましたよね?
このままにしておけないと。
だから…
雷騎に見えないようにしてスタンガンを握る。
みすみす見逃す事も出来ないんです。
「な、にを…」
「…ごめんなさい」
バチイィィッ!!
そして願わくば。
「(もう一度、あの頃に戻りたい)」
幼かったあの日から全てをやり直せるのなら。
NEXT:あとがき
「ですから、これを知ってしまった雷騎も…このままにしておけません」
「俺を…殺すのか?」
こんな冷たい表情は…もう…
「雷騎はどうしてほしいですか?」
「俺は……俺は詩音を…地下にいるあいつを助ける。そのあとなら、お前の好きにしていい」
「自分は八つ裂きにされてもいいと?」
「ああ」
「あっはははは!!」
それを聞いた詩音は高らかに笑った。
「俺は助けたいんだよ…!あいつも!お前も!!」
だから、こんな事はやめてくれ…
あいつだってきっと…悲しんでる。
「…………」
雷騎、私は言いましたよね?
このままにしておけないと。
だから…
雷騎に見えないようにしてスタンガンを握る。
みすみす見逃す事も出来ないんです。
「な、にを…」
「…ごめんなさい」
バチイィィッ!!
そして願わくば。
「(もう一度、あの頃に戻りたい)」
幼かったあの日から全てをやり直せるのなら。
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