酒は二十歳になっても…
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「いるわけないよな」
蓮華の姉、雪蓮が真面目に仕事をするわけがない。
一応机にでも置いて捜しに行こうかと思いながら扉を開けると、信じられない光景がそこにあった。
雪「あら、雷騎じゃない」
そう、いる筈のない執務室に雪蓮がいた。
しかもどういうわけか、筆を手に取って仕事をしている。
「……明日は槍でも降るのか」
雪「失礼ね。こう見えてもやる時はやるわよ」
「……」
言っている人が人だからか、心なしか「やる」が「殺る」に聞こえるのは気のせいだろうか。
雪「あら、雷騎はソッチがお望み?」
「遠慮します!っていうか、なぜわかった!?」
「乙女の秘密」とか何とか聞こえたがスルーする事に。
さっさと資料を机に置いて部屋を出ようとしたら。
雪「蓮華から聞いたわよ。『雷騎に二日程休暇を与えて下さい』って」
雷騎が言う前に蓮華は既に雪蓮に話をしていたらしく、そんな言葉が出てきた。
ありがたい事だなと雷騎が思っていたら、雪蓮が机の下から取り出してきたのは酒。
「まさか飲みながら仕事してたのか!?」
雪「しないわよ!したいけど!」
「するのかよ!」
もしその現場を冥琳が目撃した暁には、雪蓮は今後一生酒を飲む事は許されないだろう。
ともあれ、雪蓮が取り出した理由は雷騎に渡す為だったらしい。
ゆっくり酒でも飲んで気分を落ち着かせるのもいいのだとか。
「…ありがとな」
雪「あ、その代わりと言っちゃなんだけど…」
.
蓮華の姉、雪蓮が真面目に仕事をするわけがない。
一応机にでも置いて捜しに行こうかと思いながら扉を開けると、信じられない光景がそこにあった。
雪「あら、雷騎じゃない」
そう、いる筈のない執務室に雪蓮がいた。
しかもどういうわけか、筆を手に取って仕事をしている。
「……明日は槍でも降るのか」
雪「失礼ね。こう見えてもやる時はやるわよ」
「……」
言っている人が人だからか、心なしか「やる」が「殺る」に聞こえるのは気のせいだろうか。
雪「あら、雷騎はソッチがお望み?」
「遠慮します!っていうか、なぜわかった!?」
「乙女の秘密」とか何とか聞こえたがスルーする事に。
さっさと資料を机に置いて部屋を出ようとしたら。
雪「蓮華から聞いたわよ。『雷騎に二日程休暇を与えて下さい』って」
雷騎が言う前に蓮華は既に雪蓮に話をしていたらしく、そんな言葉が出てきた。
ありがたい事だなと雷騎が思っていたら、雪蓮が机の下から取り出してきたのは酒。
「まさか飲みながら仕事してたのか!?」
雪「しないわよ!したいけど!」
「するのかよ!」
もしその現場を冥琳が目撃した暁には、雪蓮は今後一生酒を飲む事は許されないだろう。
ともあれ、雪蓮が取り出した理由は雷騎に渡す為だったらしい。
ゆっくり酒でも飲んで気分を落ち着かせるのもいいのだとか。
「…ありがとな」
雪「あ、その代わりと言っちゃなんだけど…」
.