出会うは死神か女神か
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春「くっ!」
「どうした?俺に追い付くんじゃなかったのか?」
秋「まさか…止めろ姉者!!」
同時に男の手も止まった。
「何故止めた!?」と捲し立てる春蘭に並ぶようにして立った秋蘭は男に聞いた。
秋「…兄者、なのか?」
秋『…まただ』
春『どうして勝てんのだ!?』
『春蘭は動きが単純で読みやすい。秋蘭は次の矢を打つまでに少し間があるからな』
姉妹『…』
『そこを直せば強くなれるだろうが…俺に勝てないようじゃあ、まだまだだな』
春『次は勝つ!絶対に追い付いてみせるからな!そうだろ秋蘭!』
秋『うむ』
その『次』が果たされないまま、数年の月日が流れた。
「っと、先に気付いたのは秋蘭だったか。昔から洞察力はあったからなぁ」
フードを取ると、そこには兄と慕っていた雷騎が二人の目の前にいた。
春「雷騎兄ぃー!!」
あろう事か春蘭は地面に七星餓狼をぶっ刺し、雷騎に抱き付いた。
「春蘭は相変わらずだな」
春「何年も会えなかったんだぞ!今まで何処にいたんだ!」
「それは追々話す。だから悪いがすぐに離れてくれ」
雷騎は抱き締め返す事なく、ただぶっきらぼうに言った。
春「な、何故だ!?」
「言わんとわからんか?」
春「わからん!」
秋「姉者…」
即答した春蘭に秋蘭は呆れていた。
雷騎は小さく溜息を吐いた後に答える。
「ガキの頃と違って成長した胸が直接当たるから、男としてはこう…」
それから暫くして頬に腫れを作った雷騎と華琳が再会するのは、もう少し先。
NEXT:あとがき
「どうした?俺に追い付くんじゃなかったのか?」
秋「まさか…止めろ姉者!!」
同時に男の手も止まった。
「何故止めた!?」と捲し立てる春蘭に並ぶようにして立った秋蘭は男に聞いた。
秋「…兄者、なのか?」
秋『…まただ』
春『どうして勝てんのだ!?』
『春蘭は動きが単純で読みやすい。秋蘭は次の矢を打つまでに少し間があるからな』
姉妹『…』
『そこを直せば強くなれるだろうが…俺に勝てないようじゃあ、まだまだだな』
春『次は勝つ!絶対に追い付いてみせるからな!そうだろ秋蘭!』
秋『うむ』
その『次』が果たされないまま、数年の月日が流れた。
「っと、先に気付いたのは秋蘭だったか。昔から洞察力はあったからなぁ」
フードを取ると、そこには兄と慕っていた雷騎が二人の目の前にいた。
春「雷騎兄ぃー!!」
あろう事か春蘭は地面に七星餓狼をぶっ刺し、雷騎に抱き付いた。
「春蘭は相変わらずだな」
春「何年も会えなかったんだぞ!今まで何処にいたんだ!」
「それは追々話す。だから悪いがすぐに離れてくれ」
雷騎は抱き締め返す事なく、ただぶっきらぼうに言った。
春「な、何故だ!?」
「言わんとわからんか?」
春「わからん!」
秋「姉者…」
即答した春蘭に秋蘭は呆れていた。
雷騎は小さく溜息を吐いた後に答える。
「ガキの頃と違って成長した胸が直接当たるから、男としてはこう…」
それから暫くして頬に腫れを作った雷騎と華琳が再会するのは、もう少し先。
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