悪戯
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人に責任を擦り付けようと最低な事を考える雷騎。
しかし先程、蒲公英が布団を捲って床に落として広がったそれの端を踏んでしまい足が絡まってしまう。
まずいと思うよりも一歩先に、雷騎は翠に向かって寝台に飛び込む形で倒れる。
「うっ…!なん…!?」
さすがにこれには起きた翠。
しかし目を開ければ、至近距離に雷騎の顔があり。
「な…なな…な、な…!」
「あ、あのな…翠……」
頼むから叫ぶのだけはやめてくれ。
雷騎は本気で心の中でそう思った。
しかしその思いも虚しく、大声で悲鳴を上げた翠は雷騎を思いっきり殴って部屋を出て行った。
「…ま、まあある意味悪戯成功って事で」
「よくねぇよ…!」
あたかも他人事のように振る舞う蒲公英に、雷騎は頭が痛くなったとか。
(…おーい翠)
翠(な、何だ?)
(何もしてないから。本当の本当ーに!何もしてないから!)
翠(う、うん…わかってる。雷騎はそんな事する人じゃ…ないって)
蒲(あれ?お姉様、もしかして残念がってたりする?)
翠(す、するわけないだろ!)
NEXT:あとがき
しかし先程、蒲公英が布団を捲って床に落として広がったそれの端を踏んでしまい足が絡まってしまう。
まずいと思うよりも一歩先に、雷騎は翠に向かって寝台に飛び込む形で倒れる。
「うっ…!なん…!?」
さすがにこれには起きた翠。
しかし目を開ければ、至近距離に雷騎の顔があり。
「な…なな…な、な…!」
「あ、あのな…翠……」
頼むから叫ぶのだけはやめてくれ。
雷騎は本気で心の中でそう思った。
しかしその思いも虚しく、大声で悲鳴を上げた翠は雷騎を思いっきり殴って部屋を出て行った。
「…ま、まあある意味悪戯成功って事で」
「よくねぇよ…!」
あたかも他人事のように振る舞う蒲公英に、雷騎は頭が痛くなったとか。
(…おーい翠)
翠(な、何だ?)
(何もしてないから。本当の本当ーに!何もしてないから!)
翠(う、うん…わかってる。雷騎はそんな事する人じゃ…ないって)
蒲(あれ?お姉様、もしかして残念がってたりする?)
翠(す、するわけないだろ!)
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