側にいたい
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
二人の間に冷たい夜風が吹く。
愛「…それは本気で言ってるのか?」
「本気だ」
愛「酒の所為では…」
「ない」
それは愛紗だろうと言うと俯いた。
愛「……何故私何だ?」
「愛紗だからだ。それともあれか、俺が片腕なのが嫌で…」
愛「それは違う!突然過ぎると言っているんだ!それに…私だって心の準備と言うものが…」
やはり多少なり酒が回っているのか、感情の起伏が激しい。
そんな愛紗の肩を寄せ、額を合わせる。
顔が近くなった事で、酒で赤くなった愛紗の顔が更に赤くなる。
愛「な、にを…!」
「待つよ」
愛「え?」
「返事、遅くなってもいいから。だけど俺は、それだけ愛紗…君の側にいたいんだ」
愛「雷騎…」
愛紗の持っていた杯が手を離れて地面を転がる。
そんな事はどうでもよかった。
今は少しでも雷騎に近付きたくて、腕を回す。
愛「わ、私は…」
「…………」
愛「……雷騎?」
雷騎の動きがなくなった。
覗き込むと、そこにはスヤスヤと気持ちよく眠っていた。
それを見た愛紗は静かに合わせていた額を外し、雷騎の頭を抱えるようにして抱いた。
愛「私だって……本当は…」
END
愛「…それは本気で言ってるのか?」
「本気だ」
愛「酒の所為では…」
「ない」
それは愛紗だろうと言うと俯いた。
愛「……何故私何だ?」
「愛紗だからだ。それともあれか、俺が片腕なのが嫌で…」
愛「それは違う!突然過ぎると言っているんだ!それに…私だって心の準備と言うものが…」
やはり多少なり酒が回っているのか、感情の起伏が激しい。
そんな愛紗の肩を寄せ、額を合わせる。
顔が近くなった事で、酒で赤くなった愛紗の顔が更に赤くなる。
愛「な、にを…!」
「待つよ」
愛「え?」
「返事、遅くなってもいいから。だけど俺は、それだけ愛紗…君の側にいたいんだ」
愛「雷騎…」
愛紗の持っていた杯が手を離れて地面を転がる。
そんな事はどうでもよかった。
今は少しでも雷騎に近付きたくて、腕を回す。
愛「わ、私は…」
「…………」
愛「……雷騎?」
雷騎の動きがなくなった。
覗き込むと、そこにはスヤスヤと気持ちよく眠っていた。
それを見た愛紗は静かに合わせていた額を外し、雷騎の頭を抱えるようにして抱いた。
愛「私だって……本当は…」
END
3/3ページ