幸せとは
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最近、蓮華の様子がおかしい。
ちょうどそれは雷騎の仕事が増えた頃と重なった。
しかもその増えた仕事は、本来蓮華が請け負う物だったりする。
理由を雪蓮や冥琳に聞いても「雷騎が妥当」だと返ってくる。
意味がわからなかった。
それから数日後。
廊下で蓮華とまともに顔を合わせた時には、突然口を押えて真っ青にされたのは驚いた。
雷騎は慌てて思春を呼び、医務室へ連れて行って自分は外で待つ事に。
雪「あら?どうしたの、こんなとこで」
「いや、蓮華が…」
通りかかった雪蓮に、さっきあった事を話すと「やっぱりね」と言われる。
雪「そんなに心配する事じゃないわよ。それも覚悟の上で貴方を受け入れたんじゃない」
「…何の事?」
雪「まだ気付かない?」
暫くして思春から入室の許可を貰い、雷騎は中へ入った。
入れ替わるようにして思春は出て行ったので、今は雷騎と蓮華の二人だけ。
「大丈夫か?」
蓮「ええ…ごめんなさい。心配かけたわね」
「それはいいけど…」
落ち着いているのか、椅子に腰かけている蓮華に聞いてみる。
「あのさ蓮華…………出来たのか?」
蓮「…みたい」
始めはその兆候がみられるとの事だったので、万が一に備えて蓮華の仕事を雷騎に任せていたのはそういう事だった。
「覚悟、か。確かにしてたけどな」
蓮「雪蓮姉様にでも、何か言われたの?」
「まあな。だから蓮華も受け入れてくれたんだろうって言われたよ」
蓮「お姉様ったら…」
それから二人で小さく笑いあった。
蓮華のお腹に宿った一つの命。
何があっても、これから先は守っていかなければならない。
.
ちょうどそれは雷騎の仕事が増えた頃と重なった。
しかもその増えた仕事は、本来蓮華が請け負う物だったりする。
理由を雪蓮や冥琳に聞いても「雷騎が妥当」だと返ってくる。
意味がわからなかった。
それから数日後。
廊下で蓮華とまともに顔を合わせた時には、突然口を押えて真っ青にされたのは驚いた。
雷騎は慌てて思春を呼び、医務室へ連れて行って自分は外で待つ事に。
雪「あら?どうしたの、こんなとこで」
「いや、蓮華が…」
通りかかった雪蓮に、さっきあった事を話すと「やっぱりね」と言われる。
雪「そんなに心配する事じゃないわよ。それも覚悟の上で貴方を受け入れたんじゃない」
「…何の事?」
雪「まだ気付かない?」
暫くして思春から入室の許可を貰い、雷騎は中へ入った。
入れ替わるようにして思春は出て行ったので、今は雷騎と蓮華の二人だけ。
「大丈夫か?」
蓮「ええ…ごめんなさい。心配かけたわね」
「それはいいけど…」
落ち着いているのか、椅子に腰かけている蓮華に聞いてみる。
「あのさ蓮華…………出来たのか?」
蓮「…みたい」
始めはその兆候がみられるとの事だったので、万が一に備えて蓮華の仕事を雷騎に任せていたのはそういう事だった。
「覚悟、か。確かにしてたけどな」
蓮「雪蓮姉様にでも、何か言われたの?」
「まあな。だから蓮華も受け入れてくれたんだろうって言われたよ」
蓮「お姉様ったら…」
それから二人で小さく笑いあった。
蓮華のお腹に宿った一つの命。
何があっても、これから先は守っていかなければならない。
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