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雷騎が孫堅に仕える事になって数年。
と言っても、今回で二度目となるが。
結局どういうわけか時間が逆戻りした原因が掴めないでいた。
だが雷騎自身、正直それはどうでもよかった。
再び再会出来たのだから。
でも不思議な感覚だった。
相手は雷騎に初めて会うのに、雷騎は初めてではない。
二度目となるこの場所で、ほんの少しだけ寂しかったと言うのが本音だった。
更に時は進み、孫堅が亡くなる要因となったあの戦がやって来た。
一度目の時、雷騎は別件でこの地を離れていた。
しかし今回は、誰が何と言おうと孫堅の側を離れようとしなかった。
堅「やけに私について来るじゃない」
「気の所為じゃないですか?」
堅「…ま、そう言う事にしておいてあげるわ」
全く…こういう時の勘は鋭い。
それより。
「…引っ付き過ぎです。堅様」
雷騎の腕にわざと胸を押し当ててくる孫堅。
思えば戦が始まるというのに、この人はいつもこうだった。
雪「いいなー。私も引っ付いちゃおっかな」
「これ以上、場の空気を乱さないでほしいんだが…雪蓮」
蓮「……」
「…蓮華も何を羨ましそうに見ているんだ」
蓮「…はっ!」
因みにシャオは、まだ戦場に立たせる歳には至っていないので城で留守番してもらっている。
雪蓮は堅とよく戦に出ているから問題はない。
次女の蓮華はこういう経験が少ないので、させるのも重要。
このぐらいの歳にもなれば、色々と必要なのだ。
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と言っても、今回で二度目となるが。
結局どういうわけか時間が逆戻りした原因が掴めないでいた。
だが雷騎自身、正直それはどうでもよかった。
再び再会出来たのだから。
でも不思議な感覚だった。
相手は雷騎に初めて会うのに、雷騎は初めてではない。
二度目となるこの場所で、ほんの少しだけ寂しかったと言うのが本音だった。
更に時は進み、孫堅が亡くなる要因となったあの戦がやって来た。
一度目の時、雷騎は別件でこの地を離れていた。
しかし今回は、誰が何と言おうと孫堅の側を離れようとしなかった。
堅「やけに私について来るじゃない」
「気の所為じゃないですか?」
堅「…ま、そう言う事にしておいてあげるわ」
全く…こういう時の勘は鋭い。
それより。
「…引っ付き過ぎです。堅様」
雷騎の腕にわざと胸を押し当ててくる孫堅。
思えば戦が始まるというのに、この人はいつもこうだった。
雪「いいなー。私も引っ付いちゃおっかな」
「これ以上、場の空気を乱さないでほしいんだが…雪蓮」
蓮「……」
「…蓮華も何を羨ましそうに見ているんだ」
蓮「…はっ!」
因みにシャオは、まだ戦場に立たせる歳には至っていないので城で留守番してもらっている。
雪蓮は堅とよく戦に出ているから問題はない。
次女の蓮華はこういう経験が少ないので、させるのも重要。
このぐらいの歳にもなれば、色々と必要なのだ。
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