兄の苦労
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人の成長とは早いものだ。
そんなに昔と言う程でもないのに、妹の姿を見てつくづく思う事がある。
だけど…
桃「何で鈴々ちゃんはよくて私は駄目なの?」
「…言わなくてもわかるだろ普通」
桃「わかんないよ~。昔はよく一緒だったでしょ」
「む、昔と今と違うものがあってだな……それに鈴々はまだ小さいし…」
桃「私も入りたかったなぁ…お兄ちゃんとお風呂」
昔と同じく接してくれるのはありがたい。
だがせめて、今の年齢を考えてほしかった。
この歳にもなって一緒に風呂に入ろうと言われて「わかった」何て即答する人はいないだろう。
愛「姉上、いい加減にして下さい。雷騎様も困っておられます」
そう言うのは、桃香と姉妹の契りをかわした義理の妹の愛紗。
先程の会話を聞いていたからか、少し顔が赤い。
何でだ。
「それはそうと…愛紗はいつになったら俺の事を『様』付けしなくなるんだ?」
雷騎が桃香の実兄だとわかってから愛紗はずっと様付けで呼ぶ。
昔、愛紗のいた村が襲われて家族を亡くしたのが原因かと思っていたが、どうやらそうではないみたいだった。
愛「それは…何と言うか…」
桃「愛紗ちゃんはお兄ちゃんの事を兄上って呼ぶのが恥ずかしいんだよね」
愛「あ、姉上!?」
「恥ずかしい?何を恥ずかしがる事があるんだ」
桃「お兄ちゃんを一人の男として…」
愛「わああぁああ!!」
「?」
いきなりの発言に慌てふためく愛紗は手で桃香の口を塞ぐ。
よく聞き取れなかったのが幸いなのか雷騎は首を傾げる。
そこにもう一人、義理の妹の鈴々がやって来た。
隣には途中で会ったのだろう星もいた。
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そんなに昔と言う程でもないのに、妹の姿を見てつくづく思う事がある。
だけど…
桃「何で鈴々ちゃんはよくて私は駄目なの?」
「…言わなくてもわかるだろ普通」
桃「わかんないよ~。昔はよく一緒だったでしょ」
「む、昔と今と違うものがあってだな……それに鈴々はまだ小さいし…」
桃「私も入りたかったなぁ…お兄ちゃんとお風呂」
昔と同じく接してくれるのはありがたい。
だがせめて、今の年齢を考えてほしかった。
この歳にもなって一緒に風呂に入ろうと言われて「わかった」何て即答する人はいないだろう。
愛「姉上、いい加減にして下さい。雷騎様も困っておられます」
そう言うのは、桃香と姉妹の契りをかわした義理の妹の愛紗。
先程の会話を聞いていたからか、少し顔が赤い。
何でだ。
「それはそうと…愛紗はいつになったら俺の事を『様』付けしなくなるんだ?」
雷騎が桃香の実兄だとわかってから愛紗はずっと様付けで呼ぶ。
昔、愛紗のいた村が襲われて家族を亡くしたのが原因かと思っていたが、どうやらそうではないみたいだった。
愛「それは…何と言うか…」
桃「愛紗ちゃんはお兄ちゃんの事を兄上って呼ぶのが恥ずかしいんだよね」
愛「あ、姉上!?」
「恥ずかしい?何を恥ずかしがる事があるんだ」
桃「お兄ちゃんを一人の男として…」
愛「わああぁああ!!」
「?」
いきなりの発言に慌てふためく愛紗は手で桃香の口を塞ぐ。
よく聞き取れなかったのが幸いなのか雷騎は首を傾げる。
そこにもう一人、義理の妹の鈴々がやって来た。
隣には途中で会ったのだろう星もいた。
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