誰が為に
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
堅「私は…姓は孫、名は堅、字は文台。貴方は?」
祭「堅殿!何を…」
堅「いいじゃない自己紹介くらい。ほら、祭も」
祭「…自由じゃのう。儂の姓は黄、名は蓋、字は公覆じゃ」
堅『貴方も名前ぐらい名乗りなさい』
『言わなくても知ってるだろ』
堅『知ってるけど、直接貴方から聞きたいの』
祭『堅殿は一度言い出したらしつこいからのう』
堅『失礼ね祭。ほらほら、早く言いなさい』
『…ホントしつこいな。わかったよ、俺は…』
「(懐かしい…)俺の名は…」
昔初めて逢った時のやり取りを思い出しながら自らを名乗る雷騎。
そこに「そうだ!」と何かを閃いた孫堅は言う。
堅「行く宛がないのなら、私のとこに来なさい」
「…いいんですか?」
堅「ええ。見た所、貴方は雪蓮…私の娘なんだけど、世話係に丁度いいわ。うん、そうしよう」
祭「…こうなってしまっては堅殿は聞かん。童、儂らと来い」
半ば諦めている祭に雷騎はついて行く事が決定してしまったようだ。
しかし雷騎の心境としては複雑でありながら嬉しくもあった。
歴史は繰り返されるのか。
いや…繰り返してはならない。
「こちらこそ、宜しくお願いします…!」
またあいつらに逢える。
やりなおす事が許されるのなら…
守ってみせる。
今度は誰も…死なせない。
END
祭「堅殿!何を…」
堅「いいじゃない自己紹介くらい。ほら、祭も」
祭「…自由じゃのう。儂の姓は黄、名は蓋、字は公覆じゃ」
堅『貴方も名前ぐらい名乗りなさい』
『言わなくても知ってるだろ』
堅『知ってるけど、直接貴方から聞きたいの』
祭『堅殿は一度言い出したらしつこいからのう』
堅『失礼ね祭。ほらほら、早く言いなさい』
『…ホントしつこいな。わかったよ、俺は…』
「(懐かしい…)俺の名は…」
昔初めて逢った時のやり取りを思い出しながら自らを名乗る雷騎。
そこに「そうだ!」と何かを閃いた孫堅は言う。
堅「行く宛がないのなら、私のとこに来なさい」
「…いいんですか?」
堅「ええ。見た所、貴方は雪蓮…私の娘なんだけど、世話係に丁度いいわ。うん、そうしよう」
祭「…こうなってしまっては堅殿は聞かん。童、儂らと来い」
半ば諦めている祭に雷騎はついて行く事が決定してしまったようだ。
しかし雷騎の心境としては複雑でありながら嬉しくもあった。
歴史は繰り返されるのか。
いや…繰り返してはならない。
「こちらこそ、宜しくお願いします…!」
またあいつらに逢える。
やりなおす事が許されるのなら…
守ってみせる。
今度は誰も…死なせない。
END
4/4ページ