道連れ
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確かにカルラは散歩に行くと言った。
だが実際に行き着いた場所は、生きる為に必要な物の一つである食料の宝庫ともいえる倉。
因 みに、もう中に入っていたりする。
「細かい事は気にしてはいけませんわよノア♪」
「細かくないじゃん…って、何してんの」
最早疑問で聞き返す気力もなくなってきたノアは呆れ果てていた。
それをよそにカルラは大きな壺を持って外へ出て行こうとしている。
「そんなの決まってますわよ。勿論コレですわ」
親指と人差し指で輪をつくって、そのままクイッと口に持っていって飲む仕草をする。
大きな壺の中身は酒であり。
「…で、私はどうしろと」
「わたくしの部屋で付き合ってもらいますわよ」
私はお酒に強いから別に付き合うのはいいけど……って、そうじゃなくて!!
「勝手に持って行ったら駄目だってば!!」
せめてエルルゥに許可を…いや、エルルゥが許可を出すわけがない!
第一許す許さないの前にカルラが持っていく!!
今のこの状況をエルルゥにバレたら…何て考えている矢先に。
「何…してるのかな?」
背中に黒いオーラを纏っているエルルゥがすぐそこにいた。
「エ、エルルゥ!?いや、これは…!」
「最近倉から出入りする姿をよく目撃すると言うから来てみたら…ノア、貴方だったのね!」
「ち、違っ!私はただカルラに連れて来られて……って、カルラ…?」
さっきまで隣にいたカルラの姿はどこにもなかった。
「(逃げた…絶っっ対に逃げた!!)」
あの怪力の持ち主のカルラの事だ。
壺一つくらい難なく持って行ったのだろう。
「カ…カルラぁ!!」
「ちょっ、こらノア!待ちなさーい!!」
NEXT:あとがき+おまけ
だが実際に行き着いた場所は、生きる為に必要な物の一つである食料の宝庫ともいえる倉。
「細かい事は気にしてはいけませんわよノア♪」
「細かくないじゃん…って、何してんの」
最早疑問で聞き返す気力もなくなってきたノアは呆れ果てていた。
それをよそにカルラは大きな壺を持って外へ出て行こうとしている。
「そんなの決まってますわよ。勿論コレですわ」
親指と人差し指で輪をつくって、そのままクイッと口に持っていって飲む仕草をする。
大きな壺の中身は酒であり。
「…で、私はどうしろと」
「わたくしの部屋で付き合ってもらいますわよ」
私はお酒に強いから別に付き合うのはいいけど……って、そうじゃなくて!!
「勝手に持って行ったら駄目だってば!!」
せめてエルルゥに許可を…いや、エルルゥが許可を出すわけがない!
第一許す許さないの前にカルラが持っていく!!
今のこの状況をエルルゥにバレたら…何て考えている矢先に。
「何…してるのかな?」
背中に黒いオーラを纏っているエルルゥがすぐそこにいた。
「エ、エルルゥ!?いや、これは…!」
「最近倉から出入りする姿をよく目撃すると言うから来てみたら…ノア、貴方だったのね!」
「ち、違っ!私はただカルラに連れて来られて……って、カルラ…?」
さっきまで隣にいたカルラの姿はどこにもなかった。
「(逃げた…絶っっ対に逃げた!!)」
あの怪力の持ち主のカルラの事だ。
壺一つくらい難なく持って行ったのだろう。
「カ…カルラぁ!!」
「ちょっ、こらノア!待ちなさーい!!」
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