道連れ
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敵の奇襲もなく空は快晴。
兵士がそれぞれ訓練をしているのを城の二階から覗いている少女が一人。
「…………」
だが、その顔はどこか不満そうだった。
「む~~………」
「ノア、何をしていますの?」
「カルラ?こんなところにいるなんて珍しいね」
廊下を歩いてきたカルラに声をかけられた。
「暇潰しに城内を散歩してみようかと思いまして。ノアもしませんこと?」
「ん~…どうしようかな」
「あら、何か悩み事でもありますの?よかったら相談に乗りますわよ♪」
「いや、やめとく。カルラに頼んだら碌でもない事がありそうだから」
「酷いですわね~」
その言葉とは裏腹に顔の表情は何一つ変えていない。
カルラは真面目な人を誂 うのが好きなのだ。
そのいい餌となったのが…あのハクオロ。
彼がからかわれている姿を見るノアは哀れでしょうがないと思っている。
「それに悩みとかじゃないんだけど…
兵士って毎日毎日訓練ばっかりで他にする事はないのかなと思ってさ」
「訓練はいい事ですわよ、強い武士 になりたいの一心で頑張っているのですし…それで散歩はどうしますの?」
「…行く」
「………カルラ」
「どうかしまして?」
「さっき散歩に行くって言ったよね!?確かに言ったよね!?」
「ええ、言いましたわよ」
「何で食料でいっぱいの倉に来たのか私にはわかんないんだけど!!」
.
兵士がそれぞれ訓練をしているのを城の二階から覗いている少女が一人。
「…………」
だが、その顔はどこか不満そうだった。
「む~~………」
「ノア、何をしていますの?」
「カルラ?こんなところにいるなんて珍しいね」
廊下を歩いてきたカルラに声をかけられた。
「暇潰しに城内を散歩してみようかと思いまして。ノアもしませんこと?」
「ん~…どうしようかな」
「あら、何か悩み事でもありますの?よかったら相談に乗りますわよ♪」
「いや、やめとく。カルラに頼んだら碌でもない事がありそうだから」
「酷いですわね~」
その言葉とは裏腹に顔の表情は何一つ変えていない。
カルラは真面目な人を
そのいい餌となったのが…あのハクオロ。
彼がからかわれている姿を見るノアは哀れでしょうがないと思っている。
「それに悩みとかじゃないんだけど…
兵士って毎日毎日訓練ばっかりで他にする事はないのかなと思ってさ」
「訓練はいい事ですわよ、強い
「…行く」
「………カルラ」
「どうかしまして?」
「さっき散歩に行くって言ったよね!?確かに言ったよね!?」
「ええ、言いましたわよ」
「何で食料でいっぱいの倉に来たのか私にはわかんないんだけど!!」
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