力の差
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「6戦6勝。全部俺の勝ちだ」
「うう…」
ライキの持つ剣はトウカの首筋に。
「また負けてしまった…」
「俺だってもう少し反応が遅れてたら危なかったんだ。トウカは凄いよ」
「ご謙遜を」
服についた誇りを払い立ちあがる。
「はやり、もっと腕を磨かねければ聖上をお護りする事は出来ませぬ」
「力も大切だけどな俺がハクオロに手を貸すのも戦場に出るのも理由があるんだよ」
「理由?」
「己の本当に護りたいもの。その為に戦うっていう行動に出るのが一番じゃないか」
俺の場合、ここにいる全員がその対象。
「…ライキ殿は本当に強いでござるな」
「今更だがトウカ、その古風な言い方はやっぱり違和感があるんだが…」
「こ、これは口癖と言うか…」
「ははっ、今回はここまでだな。もうすぐで朝飯の時間だ。遅れるなよ」
ポンッとトウカの頭を一撫でし、先にその場を立ち去ったライキ。
トウカはというと撫でられた事がなかったのか、また別の意味なのか暫く放心状態でいた。
(ライキ、今日こそ相手して下さいまして?)
(いやカルラ、俺なんかが相手しなくても十分強いんじゃ…)
(トウカの時は自ら申し出ましたのに)
(……いつから見ていた?)
(ふふふ……さあ、いきますわよ!)
(え、ちょっ、俺疲れて……うわぁぁああっ!!)
(ライキ殿…;)
END
「うう…」
ライキの持つ剣はトウカの首筋に。
「また負けてしまった…」
「俺だってもう少し反応が遅れてたら危なかったんだ。トウカは凄いよ」
「ご謙遜を」
服についた誇りを払い立ちあがる。
「はやり、もっと腕を磨かねければ聖上をお護りする事は出来ませぬ」
「力も大切だけどな俺がハクオロに手を貸すのも戦場に出るのも理由があるんだよ」
「理由?」
「己の本当に護りたいもの。その為に戦うっていう行動に出るのが一番じゃないか」
俺の場合、ここにいる全員がその対象。
「…ライキ殿は本当に強いでござるな」
「今更だがトウカ、その古風な言い方はやっぱり違和感があるんだが…」
「こ、これは口癖と言うか…」
「ははっ、今回はここまでだな。もうすぐで朝飯の時間だ。遅れるなよ」
ポンッとトウカの頭を一撫でし、先にその場を立ち去ったライキ。
トウカはというと撫でられた事がなかったのか、また別の意味なのか暫く放心状態でいた。
(ライキ、今日こそ相手して下さいまして?)
(いやカルラ、俺なんかが相手しなくても十分強いんじゃ…)
(トウカの時は自ら申し出ましたのに)
(……いつから見ていた?)
(ふふふ……さあ、いきますわよ!)
(え、ちょっ、俺疲れて……うわぁぁああっ!!)
(ライキ殿…;)
END
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