本音の玉:ひとつめ 微R15…?
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ギャ「……ねぇ##NAME1##無理しないで辛かったらちゃんと言ってね?ホントに大丈夫なの?」
「………へーきへーき」
うざったい…
何度も同じことを言わせるな…
いかんなぁ…ぶち切れそうだ
……我慢せんと…
そうだ、糖分さえあればいつもどおりになれる…
自分の手持ちを見てみるが生憎拉致されてきたもんで当然、糖分なんて持っていない
「………ふー…」
溜め息しか出ない
さっさとここから脱出しなければ…チョコレート買わなきゃ…
ギャ「……………##NAME1##、ホントに大丈夫なの?」
「あのよぉー……何度も言わせんな、何もねぇっつってんだろ?」
ワケのなからない2人は態度が変わった##NAME1##に首をかしげるばかり
ガチャッ
そしてある部屋に入ると深い青の部屋に出た
「…………」
相も変わらず不機嫌で無口な##NAME1##からのコメントは何も無い
それに2人は不安と少しの恐怖を感じた
部屋にはテーブル1つしかなかった
ギャ「何もないわね…」
イ「…他のところに何かヒントないかな?」
引き返そうと振り向くがそこにドアはなかった
「………戻れない、ってわけか」
だんだん雰囲気も違くなってきた##NAME1##
表情もなくなってきて物事を淡々と観察している
まるで別人だ
「……ふん」
1人で動き出した##NAME1##を目で追うとテーブルの上に先程まではなかった花瓶が置かれていた
「…………」
花瓶をじっと見つめてしばらく動かなかった##NAME1##だが、突然花瓶を持つと逆さにした
ギャ「ちょっと##NAME1##!?」
焦ったギャリーの声にさして驚く表情は無く##NAME1##は振り向く
イ「…え、」
イヴが驚いたのは##NAME1##の逆さに持っている花瓶
水がこぼれていない
よく見れば入っているように思うがそういう色がついているだけだった
##NAME1##は逆さのまま再びテーブルに花瓶を戻す
だが特になにも起こる様子はない
2人が首を傾げている中##NAME1##だけは淡々とした様子で動き出した
「…あっちか」
部屋の奥に行って何かを拾ってくるとテーブルに戻ってきた
イ「何かあったの?」
「箱」
黒い箱をテーブルに置いた##NAME1##はイヴの質問にぶっきらぼうに答える
箱を開けると…
「…ぅわあ~…っ!!」
イ「……!」
目が輝く2人
いたって普通の紫
箱の中身は3つの赤い飴
「………」
##NAME1##は1つ手に取ると匂いをかぎ、小さく一舐め
「……………毒はないね」
なんて勇敢なんだ、と感心しているギャリーに飴が差し出された
見ればイヴも##NAME1##ももう食べている
ギャ「………」
行動の早い二人にあっけにとられながらも飴を口に放り込んだ
普通の飴よりも比にならない程の甘さでつい吐き出しそうになった
なんだこの飴は…
何で2人は普通に食べてられるの…!?
イ「……眠くなってきた」
そういうとイヴはその場で寝てしまった
ギャ「ぇ、ちょっとイヴ!」
寝てしまったイヴを起こそうと駆け寄った
はずなのだが
ギャ「ちょ、##NAME1##!?」
後ろから##NAME1##が抱き付いてきて動けなくなってしまった
「…んー、糖分が足んないんだよねー…」
ギャ「…不機嫌になってた理由ってそれ?」
「……ん、」
ギャリーの問いには答えず何かに気付いた##NAME1##はすんすんと何か匂いをかぎ始めた
「……あぁ、もしかしてギャリーの飴甘いでしょ?」
ギャリーの唇をなぞりながら首に顔を埋める##NAME1##に理性が崩れそうになるギャリー
ギャ「…そ、そうだけど;」
「へー……やっぱりなぁ」
突然の異物感
唇をなぞっていた指が押し入ってきた
ギャ「っ!?」
二本の指が探して口内を踊る
「ワタシのさぁ…ケーキといいこの飴といい………全然甘くないんだよねぇ…」
ギャ「……っ!」
突然のことについていけないギャリーは流されるがまま
やがて目当ての物を見つけそれをひっつかむと素早くするりと抜かれた
「……これはどれくらい甘い?」
ギャリーから奪ったその飴を薄暗い部屋の中で輝かせながらうっとりと見つめる##NAME1##
今食べている飴を取り出してその飴をカラン、と口の中に放り込む
「……おーぃしー…」
甘い飴を食べて上機嫌になった##NAME1##は自分の食べていた飴をギャリーの口に突っ込む
「それいらないから食って」
そしてするりともう用はないとギャリーから離れる##NAME1##
ギャ「………」
しかし##NAME1##はその離れた左腕をすぐに掴まれた
「…………… …ん?ギャリー?」
##NAME1##side
「……………」
ギャ「………」
え、
え?
何これどういうこと…?(焦
えー…こうなる前の記憶を辿ってみたけど特に飴ちゃん食うまでには何もない、…はず!
問題なのはどうして飴ちゃん食ってからの記憶がないのか……
原因はこれしかないんだけどわかんねえし…
何があったか聞こうにも今ナゼか"イヴ"は床で寝てるし
ギャリーはワタシの左腕握り潰してるし…
(※掴んでいる)
とにかく握力ハンパねえっ☆
掴んでから何と言うわけでもなくただ単に黙って握り潰してるだけだし…
このクソワカメ俯いてるから顔見えねえし!
聞ける状況じゃねえし!!!
ーーーぐいっ
「っ!?」
突然ギャリーが強く引いた
そのままバランスを崩して後ろへ……
た、助けてえええええええ!
こいつ、こいつ食う気だー!
砕かれる!砕かれる!!
砕かれて粉々の粉砕バラバラだぁ!!!(混乱