フェチ
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ギャ「それだけじゃない、小さくて可愛らしい手……柔らかい頬……すべすべの肌……この鎖骨もエロイ…」
手、頬、首、鎖骨…とそれぞれキスを落としていくギャリー
体の経験なんて今まで一度もないもんで体が慣れていない
情けないがキスだけで力が抜けそうだ
背中をぞくぞくと走る何かに震えながら耐えているとギャリーが妖しい目でこちらを見ていた
ギャ「##NAME1##は?」
「……ぇ?」
ギャ「俺の好きなところ、ないの?」
最初の時と逆のシチュエーション…
…なんか、ムカつく(←え?
思う存分動揺させてやるこの変態海藻類!!
「…ん、…ギャリーの……細くて長い指」
ギャ「指?」
「うん、肌白いし綺麗だから小さな物持ってる時とか考え事する時に頬とか顎に軽く当ててる指の形とか好き」
やられたのと同じようにギャリーの片手を取ってそっと両手で包む
ギャ「……そ、そう」
照れくさくぽりぽりと頬をかくギャリーを見てチャンスだと一気に攻める
「あ…でも指を含めた手も好きだよ?
ワタシより大きな手で撫でてくれるとすごく安心するし危ないときはその手で守ってくれるから嬉しい
んー、そう言ったら背中も好き
同じように守ってくれる時、逞しいし筋肉も程よくあるし肩幅広いからやっぱり男の人なんだなあって改めて思うの
あとね、考え事で思い出したんだけどその時のギャリーって腕組んで顎とか頬に指を当ててるの
でもそれが格好良くてつい見惚れちゃう
その目つきの悪い眼もワタシも好き
ギャリーの様な三白眼って瞳孔が小さいからホントによく近くで見ないと色とかわからないし印象悪いよ
でもね、ギャリーは三白眼なのにとても優しい眼をしてる
見つめられるの嫌だけどギャリーの優しい眼ならつい魅入っちゃう
それにすべすべしてて柔らかい唇も好き
あとね………」
ギャ「ちょ、##NAME1##!も、もう大丈夫っ、充分伝わってきたわ!!」焦
こっちが真剣な表情で顔色ひとつ変えず思いついた事を言っているとじわじわとリンゴのように顔を赤くして慌てふためくギャリー
「…でも…まだ……」
ギャ「本当に大丈夫だから!だからもう止してちょうだいっ恥ずかしいわ!;」
そう言って目の前できゃーっとか言って顔を両手で隠し慌てている
さっきの妖艶なギャリーはどこかに飛んで行ったようだ(行ってらー。)
今はいつも通りの初心なギャリーに逆戻り(おかえり。)
コイツ多重人格かって程切り替え早いんだけど…
ま、そこがいじり甲斐があるってもんなんだけど
「ふう、ま、オレをそういう雰囲気に流すのはまだ早いってことだな」
ギャ「…ア、アンタわざとだったのね!;」
「オレがそう簡単にホイホイと流されるわけないだろ」
ギャ「悪趣味っ;」
「そういや、ふぇち、とかいうらしいねそういうの」
確か自分の記憶があっていればそんな感じの単語が頭の悪い愉快な連中(同年代の流行に乗る子)が使ってたような…
ギャ「フェチ?……fetishism(フェティシズム)の事!?;
アンタいきなり何言い出すのよ!女の子がそんな事言うんじゃないわよっ;」
「…え?」
そしていきなり怒られた
ナゼぞ?(混乱
ギャ「アンタそれどういう意味かわかって言ってんの?」
「んー、知らない」
はあ、と盛大な溜息をついてギャリーは肩を落とした
「なんかマズイ意味なの?」
ギャ「良い意味じゃないわよそれ…
宗教にも別の意味で使われてるらしいけど、基本的には俗語で服とか相手の体の一部に個性的な執着を持ったアブナイ人の事を指す言葉よ」
「………」
・・・・・・
「……ええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!?;」
ま、マジでっ、本気で!?(滝汗
嫌だやっば恥ずかしい!!;
「は、恥ずかしいっ、でもワタシが言ったことはあながち間違いじゃなかった!;」
ギャ「だから女の子がそういう事言うんじゃないわよ!;」
(でもギャリーさっきワタシの眼とか髪とか細かいとこと好き好きって言ってたけど…、はっ!?まさかギャリーこそ…)
(いい加減黙んねぇとぶっ飛ばすぞ)
(じょじょ冗談だよ冗談!!;だからさ、あのさ、ほらっ、その握りこぶしおろして!;)
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