フェチ
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ギャ「えぇホントよ、…だから……その…」
「?」
何?
最後に言い残す言葉?(殴
肩に手をそっと置かれこっちを見つめながらあー、うーん…といっているギャリー
何か言いたいらしいからじっと大人しく待ってやるか…
ギャ「…ああもうっ」
ぐっ
いきなり逆ギレかと思ったら頭を後ろから押され驚いて目をぎゅっと閉じてしまった
そして唇に柔らかい感覚と甘噛み
状況が掴めず声も出せないでいるとすぐに離され抱きしめられた
目を開けると視界は真っ暗だが頬に感じる筋肉のある硬い胸板に心臓が早鐘を打つ
ギャ「そんな顔すんな」
ギャリーは低い声でそれだけ呟くとさっさと前を歩いて行ってしまった
しばらく頭がぼーっとしていたがドアの開く音ではっと気づき急いでギャリーの後を追いかける
そして意を決してあまり入りたくない部屋に足を踏み入れるとギャリーはもう奥の本棚に向かっていた
ギャ「……ホントに、気味悪いわ…」
ギャリーの目には肌の青い真っ黒なぼさぼさの人形たちにぎろり、と痛々しいほどに充血した目を向けられている
…一方、##NAME1##には
小さな写真立てサイズの絵画たちに囲まれていた
その一つ一つの作品にはグラビアアイドルと思われるような恰好をした女性や一糸纏わぬ姿の女性など……
主に官能モノが眩暈が起きそうな数ある
「…はぁ;」
イヴやメアリーにはカワイイものでギャリーは(ワタシは可愛いと思うけど)気味の悪い人形ってきて…
なんでワタシは自主規制もんなの?(真顔
っつーかこんな所にこういうジャンルはあっちゃいけないでしょ(汗
全国のプレイヤーびっくりだよ
それに嫌だよギャリーにあんな事された後だし…
「…ギャリー、この本棚動かせそうじゃない?」
ギャ「…あら、ホントね
動かすから##NAME1##ちょっと離れてて」
そう言ってオネェの筋肉を披露し人ひとりくらい通れそうな穴を見つけた時、後ろから声が聞こえた
ーーーねぇ、今夜はいつもと違うのがいいの
「?」
振り返るとこの部屋の一番大きな作品、オレンジ色の背景に男女の黒いシルエットが映し出されている絵画から聞こえる
すぐに背を向けギャリーに目を合わせこの穴を通って部屋を出ることにした
「……早く出たい(切実」
安全かどうか見てくると先に行ってしまったギャリーの靴の裏を見つめていた
…サイズでかいなコイツ
ちょっとこういう細かいところを発見して自分だけの秘密☆的なのにできると結構楽しいんだよね(←通報
そう考えていると後ろの絵画から聞こえる会話は相当アブナイものになっていた
「ギャリーまだぁ…?」
向こう側からもうちょっと待って、と聞こえた時、無視してこの穴くぐってやろうかと考え屈む
そして穴の向こう側の景色はよく見えない、その代わりに満面の笑みの鬼瓦
そのお方に丁寧にご挨拶をして立ち上がり大人しく壁を見つめる
…早くOK下さいワカメ神父さん(切実
ギャ「………よし、来ても大丈夫よ」
「はーい、今行きまーす」
はぁ…
安全ってこと知っておきながら相手が確認するまで大人しく待っていたオレ、えらいえらい…(疲労
「早く行こう……って、これ…随分と小さい;」
いざくぐろうとして屈むと見た目より中が狭いのが見える
そういえば、と思い返せばギャリーも結構地面に這うような感じだった
だがそんなんでグダグダしていても後ろからの色っぽい声をいつまでも聞くことになるだけ
…最近気を使ってダイエット(という名の筋トレ)してるけど……今になってこれ通れるか不安;
「………」
ギャ「どうしたの##NAME1##?」
躊躇していると心配の声がかけられた
「な、なんでもない…なんでも…」
早く行かなきゃギャリーを心配させるよ、ね…
意を決して穴をくぐっていく
中は横幅は結構余裕だが高さが低い
………さらし、巻き直せばよかった
男装していたのだが三人で探索している最中、女だとバレた時にさらしを緩めに巻いたのがここではまずかったようだ
そんなに大きくはないがそれなりにある胸が少しつっかえて苦しい…
もう出口だ、と思ったときに事件は起きた
「ギャリーお疲れさ………ん?」
ギャ「良かった、返事してからなかなか来ないから心配したのよ…、##NAME1##?どうかした?」
………助けて………動けない…
肩までは出ているのにそこから動かないワタシを見て不思議そうな顔をするギャリー
出口の方で狭くならなくてもいいのに…、と思いながらギャリーになんて説明しようか困る
「………え……いやー…その……な、なんてことないんだけどね…?」
ギャ「何もないなら早く出て来なさいよ」
「…や、まぁ……そうなんですけども…」
ギャ「ほら、引っ張ってあげるから」
ぐいっ
「へぇっ!?ちょちょ、待っ……ぃ痛いイタイイタイッ;」
よっ、なんて軽い声でかなり引っ張りやがったコイツ!
滅多に出さない大声で訴えたらすぐに腕離してくれたけど;
ギャ「ぇ、ご、ごめんっ、…大丈夫?;」
「………大丈夫……大丈夫、だけど……」
ギャ「どうしたの?服がひっかかった?」
「……………」
ギャ「…ん?」
「………むっ、胸が、つっかえてっ、動け、…ない……;」
何てこと言わせるんだ…何てこと…!!
結 構 恥 ず か し い …
ギャ「あ、え…そ、そうだったのっ、ご、ごめんね!;」
アタフタと動揺しているギャリーがいつもならカワイイと思えるが今はそんなの気にしてられるほど余裕がない
あまりの恥ずかしさに地面に顔を伏せ腕で隠す
くそっ…こういう時に”なんだそんな事か”みたいな男前になれよっ!
こんなにあたふたしてもらうとその倍恥ずかしいんだけど…!
一生の恥だこんなの…
穴に戻ってもイイですか…(切実
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