フェチ
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イヴとギャリーと出会ってしばらくうろうろした所でメアリーと遭遇
そしてすぐにイヴとメアリー、ギャリーと##NAME1##というように離れ離れになってしまった後のお話…
ギャ「……遅いわね………何かあったのかしら」
隣に立っていたギャリーがぽつりと呟き蔓の向こう側に向かって叫んだ
ギャ「イヴ!メアリー!聞こえたら返事して!」
予想通り、返事は返ってこない
ギャ「駄目ね………あぁ、やっぱり二人だけで行かせるんじゃなかった……!」
そう思うのも仕方ないだろう…
体内時計が狂っていなければ恐らく10分くらいは待ったと思う
ワタシはゲームの実況を見ていたからこの場所には戻って来ないと知っているけれどギャリーは知らない
それに人一倍の心配性だから余計神経張ってんだろうな…
「うん…確かに心配だよね、よりによって子供と大人って別れちゃったし………」
ホントは”イヴ”をギャリーのところに置いてワタシがメアリーのところに行こうとしたのに…
このワカメオネェが引っ張ってくれたおかげで行けなかったです(キラッ
優男なんだかオネェなんだかただただ空気が読めないのか……(殴
ギャ「どうしましょ……」
眉を八の字に下げてしまったギャリー
まぁ、さっきの部屋に行くしかないんだけどな…
ギャリーも分かるはずだから黙っとこう
ギャ「……もう一度あの部屋調べてみようかしら」
「…それしかないよね」
ギャ「……あんまり入りたくないけど」
「ですよねぇ。」
だってギャリーにはあの不気味な人形に見えてるんだからね…
ギャ「##NAME1##も、わかる?」
「いやまぁ、たぶんギャリーとは違うものが見えてるかもしれないけどあの部屋はイヤだよ」
ギャ「##NAME1##には何に見えたの?」
「…………………」
ギャ「##NAME1##?」
「………うん、まぁそういうモノ」
ギャ「…何よ今の沈黙は;」
「深呼吸」
ギャ「違うでしょっ」
「違くなーい」
すまんがこれは言えん…;
例え首狙われようが崖から突き落とされようが絶対言えない(滝汗
あーぁ……ウサギに見えていたら天国だったのに…
「とにかく、腹括って行こうや」
そう言って後ろのドアを指差すと一層嫌そうな顔になった
「そんなカッコイイ顔してもあの部屋は消えないからね」
ギャ「……は?」
アンタ何言ってんのっつー顔してないで…
正論だけど結構傷つくのよ?
その言葉じゃなく表情の暴力って…
いやでもさ、なんでそんな嫌そうな表情顔に出してんのにカッコイイ顔は崩れないわけ?
何か秘訣とか裏技あんのソレ?
教えてほしいよ、ワタシ無表情でも笑っても何しても”老けてる”しか言われないのに…(切実
「さぁさ、先頭を行っておくれギャリー」
ギャ「ちょっ、ちょっと嫌よ!」
背中を押して先頭を行かせようとすると踏ん張って反抗するギャリー
「それでも男か!お前と会ってから男前なところなんてまだ見てないんスけど?」
ギャ「う゛… そ、それは……;」
「”違う”言うんならさっさと行けぃ!こんなところでレディーファーストなんて発揮しなくていい!」
そこまで言ってもあーだのうーだのもごもご言って全く進まない
これだけ言えば動いてくれるだろうと思っていたんだが…ワタシの考えが甘かったんだろうか?
…それともホントに見た目通りの女子?
「…」
……………それはそれで可愛いかも(殴
だがそろそろホントに進んでくれないと困るんだけど;
うーん…どうやって動かすかこのオネェの石像
あれだけ押してもダメだったから今度は引いてみるか?
引くってどうやって…?
もういいっ、オレが行く!
って前に出るか?
…いやでもそしたらそのまま大人しく後ろついて来そう;
なんとか確実に先頭を行かせたい
……行きたくないから
うーん…そしたら………あと何かあったかなぁ
「…、」
…ひとつ、あった
けどやりたくねぇ
オレのプライドが傷つく
この変態オネェの為にオレのプライド傷つけてまでやる必要ねぇな(キリッ
ギャ「でも##NAME1##だって会ってから女の子っぽいところ見てないわよ…」ボソッ
「・・・( ^ω^)」
ーーーぷっちん
やってやらぁああああウラアアアアアア!!(マジギレ
ギャ「これは男前とかそういうんじゃなくて普通にみんな行きたくない…」
「………ギャリー」
少し弱めに言ってギャリーのコートの裾を掴む
ギャ「##NAME1##…?」
そしてギャリーがこっちを見たら少し眉を下げて見上げるように意識する
そしてこの最後の一言が最重要項目
「…行ってくれないの?」
いかにも残念そうに言ってみる
ギャ「…………わかった、アタシが大人げなかったわよ…」
「…ホント?」
…よっしゃ勝った!(腹黒
誰が女子っぽくないだってぇ?
口調と意地は男前意識しててもやっぱ女に生まれちまったもんだからある程度はできるんだよ!
なめんなっ(キリッ